能登半島

能登半島の日本海に突出した先端の方を奥能登(親しみを込めて)と呼ぶ習わしがあります。 奥能登の清流・山河や荒磯・海岸を主として釣行からの視線で紹介します。

能登半島のアクセス(祝北陸新幹線金沢開業)

 
今首都圏東京から石川県の能登空港または小松空港まで1時間で一飛です。
 尾張名古屋から富山空港まで矢張り1時間です。
高速自動車道はアクセス地図にあるように、小矢部礪波JCTで分岐する、北陸道、東海北陸道、能越自動車がよく利用されています。
JRは、東京方面、新幹線が開通し金沢まで最速2時間28分で結ぶことになりました(27年3月)。
大阪方面は特急「サンダバード」、名古屋方面は特急「しらさぎ」を中心に金沢そして一部を和倉温泉駅まで延長運行しスピードUPを図り、一昔前に比べ大幅に距離と時間が短縮されています。
 また高速有料道上に、東京、京都・大阪、名古屋その他から金沢へ数時間で低価格の特急バスが運行しています。
 全国の皆さん奥能登へどうぞ。

 (能登の玄関口の金沢を発着する東京、大阪、名古屋を結ぶ高速バス MKツアーが安い )
能登半島アクセス 道路地図

能登能登の先端(=珠洲)へ

鉄道は取(ボ)られました !泣!

金沢から奥能登方面へのアクセスですが少なからず不便(?)です。 というのは電車は奥能登は相次いで全廃(次項)になりましたから、途中でバスに乗り換えすることになります。 それが20人とか30人乗り小型地域迂回型巡回バスです。奥能登先端まで到着するには相当の我慢覚悟ですネ。
JRなど(第3セクター含む)電車利用は 金沢⇔七尾(和倉温泉)⇔穴水間が約2時間おき運行。 穴水以北の奥能登は珠洲(すず)方面/輪島方面すべてバス輸送となります。 
のと鉄道(奥能登方面への全線)廃線 
▲穴水 ⇔ 珠洲(すず) :平成17年3月31日廃線。
▲穴水 ⇔ 輪島 :平成13年3月31日廃線。
車(マイカー)は金沢⇔(のと里山海道経由: かつての能登海浜縦貫有料道を平成25年(2013年)4月1日から完全無料化)⇔穴水此木⇔(珠洲道路経由:途中能登空港に 道の駅)⇔珠洲(すず)、  所要2時間。
途中から別コースを選択した場合では、穴水此木⇔(輪島市、外浦海岸経由)⇔珠洲(すず)、 これだと所要3時間。 
特急バスは 金沢⇔珠洲各方面、金沢⇔真浦。運行は1日数本。 金沢⇔輪島は本数が結構ありますから、これを経由して能登空港で下車し(次の航空便の項参照)タクシー特送便を使う方法があります。

ポイントへは バス路線、鉄道廃線後はそれに代わる転換バスを利用します。 珠洲⇔狼煙、珠洲⇔大谷⇔真浦、狼煙⇔大谷等は 1日数本。 運行時刻のある石川県公式HPへリンク出来ます。PDFです。

航 空 便  (能登空港)

能登空港が2003年7月7日に開港して羽田便が2往復運行。能登空港から奥能登最先端の釣磯まで、バス運行となります。 また大変ユニークな特送バス(ふるさとタクシー)で1時間程で行くことが出来ます。 
○羽田便  毎日2往復 全日空ANA (エアバス320、166人乗り )
○発着時刻 (季節により変更があり…頃としてあります)

能登空港 羽田空港 羽田空港 能登空港
748便 11:50頃 12:55頃 747便 10:15頃 11:15頃
750便 15:45頃 16:50頃 749便 14:15頃 15:15頃

○航空運賃 片道運賃が 22,000円程度。 
    購入方法、期間、地域等によって割引(or割増)料金等の適用。

 (注)上数項目は一応の目安です。時々変更がありますから詳しくはお問合せ下さい。

タクシー特送便  珠洲市全域へふるさとタクシーが運行。発着どこでも1000円均一です。但し相乗り覚悟して下さい(更新時)。
能登町旧内浦町全域の場合も1000円均一ですが、予約は恋路観光バス 0768−72−2810 または−82−8830 です。料金等について時折変更していますから確認下さい。  
尚、空港から全ての周辺市町村まで、タクシー特送便がそれぞれ運行します。
 オフィシャルサイト のと里山空港 で空港情報などを掲載しています。

○転換バス 廃線後はそれに変わる「転換バス」が走っています。転換バス 時刻表 です。

能登半島の磯のニュース

磯は国定公園の一角デス

一帯は1968年に「能登半島国定公園」に指定されました。 石川県4市12町と富山県2市を含む総延長約370kmに及ぶ海岸線。
また、2011年6月にここ能登半島4市4町一帯が能登の里山里海として世界農業遺産に登録されました。
 半島北西部の海蝕崖景観が中心の外浦と、沈降式景観が主体の内浦から成り、 格好の釣磯になっているばかりでなく絶好の観光拠点にもなっています。
半島地形地質は、 昔日本海に浮かぶ火山郡が海中に沈み込み泥岩層が厚く堆積し再び隆起したと云われる海岸段丘であって、 海触で火山岩(安山岩)がむき出た絶壁が多数見かけられる。
 このように自然に恵まれた磯一帯が釣り場ターゲットです。大切にしたいものです。

磯の風 = 釣果を左右

古風(?)な呼び方に「あいの風/くだりの風」がある。方位を表す言葉だと思いますが、場所により一律でなく異なるから必ずしもそうだ と云えないところがまた面白くて味がある。今日はあいの風だから魚がとれる、いやとれないなどと漁獲的意味を込めて使ったり、あいの風は海から吹き、 くだりの風は陸から吹くと云う人もいるが、半島の南北で逆になってしまう。
 概して能登であいの風が吹くのは春から秋にかけて(移動性)高気圧が日本海を通過する時であり、北東の風が多い。反対にくだりの風は南方向から吹く風で、 日本海を熱低が通ったりするときなどである。 昔の人はこの風を日常生活に利用していたと思われる含蓄のある呼称ではあろう。

磯で使っている携帯

カラクチ情報 2006年更新

最近磯釣りに携帯は欠かせないものの1つになりました。 でも皆さん!奥能登の釣り磯では NTTドコモ携帯(DoCoMo) は使えません。ほぼどこもダメです。
 とりわけ外浦海岸の第1級の釣磯で担当子が踏査した結果、殆どすべてあのイライラする「圏外」です。磯釣り本命の海岸線上が何ともひどいです。
 奥能登全体で圏外エリアが圧倒的に多い中で実際川原や山間部はもっと圏外が断続する状況です。 気象状況とかによって多少エリアが変わるとか云いますが、釣師仲間でドコモ携帯を持ち歩くものは殆どいません。通話エリアが増加する AU ( au by kddi ) を持ち歩きます。

これだけ携帯を持つ人が多いときに ドコモの圏外が無茶苦茶多いのはドコモの地方軽視の体質ではないでしょうか。大企業を自負するNTTドコモですから敢えて言及し ました。過疎地域でも見捨てずにサービスの向上発展を期待いたしたいものです。
 
 (地図説明) Docomo (mova/foma)が公表するサービスエリアに、日常経験によるチェックエリアを加味した通話可能/不可の汎用図を作りました。 ドコモの云う通話エリア(黄色)と印した地域の中にも、山間や川原においては圏外となる箇所が多数見られます。(註:記載 now 2006年)

タンカー重油流出事故の影響

○ 1997年(平成9年)1月 ロシアタンカー:ナホトカ号が日本海で座礁沈没しました。  流出した重油は能登半島の磯釣りポイントを岩場・砂場・堤防を問わず総なめにしました。環境破壊は日本海側の各府県に及び、能登半島も大きな被害を受けました。

 赤黒く粘って悪臭を放ちながら、あたり一面にへばり付いたC重油の除去作業が1月2月の寒北風の中で連日行われました。全国からボランテイアで多数の人が協力しました。 (ヒョトして皆さんの中にもいらっしゃる?)  特にボランテイアの方々が集中的に作業にあたったのが、汚染のひどい磯釣ポイント図:R長橋であり、 またここで作業中に高校のM教師が過労のため亡くなられました。 私たち珠洲清流愛護会の会員も岩石の裏側まで幾重にも染み込んだ黒い汚物を拭き取りながら、最低5〜10年経たないと磯釣りの再開は無理だと話し合ったりしていました。 とにかく想像を絶する惨状だったのです。
 
 翌年は変形して曲がったハチメ、アイナメなどの小魚が混じって驚きました。現在は大事故もなかったかのように、 あるいは忘れたかのように本来の美しい環境が広がりつつあります。  
 自然界とりわけ海の自浄能力・復元力は全くすばらしいと思います。

原発問題 = 磯釣りは?

1975年珠洲市立地要望誘致〜2003年電力会社建設断念・終止符

能登半島北東端(奥能登)にある珠洲市が1975年に原発立地の要望書を国に提出し、翌1976年1月関西・中部・北陸の三電力企業が珠洲原発建設構想を発表し ました。

 予定地はポイント図 N高屋 と F寺家上野の2箇所であって、奥能登珠洲でも未踏の自然が一番豊かな磯処です。  その後というものは「能登はやさしや土までも」と言われ、素朴な人情あふれた珠洲が(だからこそ)、選挙・催事・就職など色色な面で賛成・反対の二極に分かれて対峙する 何とも重苦しい生活が断続した気がします。
レッテル張りされるのを好まない人は寡黙を決め込んで耐えていました。このような状態に、「能登はやさしやヒトゴロシ」に変わってしまった と嘆く人も出てきました。

この約四半世紀に、米スリーマイル島原発事故(1979/3/28)や露チェルノブイリ原発事故(1986/4/26)の巨大事故があり、国内でも危険な事故が幾つか発生し、 先進国に脱原発の動向が相次いだものの、日本政府はずーと原発政策を固持しています。
 さて原発の煙突が見ながら温排水が流出する岩場で磯釣り?こんな情景を担当子は想像したくはありませんが皆さんはどう思われますか。近くに原発を抱え込んでいる皆さんは如何ですか。

 <<追記>> 2003年11月、関西・中部・北陸の三電力企業は珠洲原発建設断念に向けた協議に入ったと 連日マスコミが伝え、いよいよ珠洲原発幕引きが始まったのです。<<追記03/12/5>> 同12月5日三企業のトップが石川県及び珠洲市市を訪問し 正式に建設断念を通知しました。クスブリの実体が消滅した記念の日です。   

★ライブカメラ中継☆

 主に能登半島からのナマの映像リンクです。
海岸風景をピックアップしましたので釣場アクセス指針にもなります。

輪島市ライブカメラ 曽々木海岸、皆月海岸など 外浦多数
珠洲市ナビライブカメラ 真浦海岸、見附島海岸など 内浦、外浦多数
河川と道路のライブカメラ 石川県全域(国交省の防災) 河川、道路多数
白山砂防ライブ情報 白山山麓手取川上流 国土交通省

  全国/世界のライブカメラ中継にリンクできます。

カメラライブマップ  カメ探 
WINライブカメラCH.  ONーAIRポータル 

磯ポイント写真の提供 = 感謝一言

釣り磯の掲載写真の多くは、プロカメラマン泉氏に撮影を協力していただいた。この場を借りて感謝を申し上げます。 氏は能登半島の見附島海岸の只中に写真舘を経営されており現在は二代目です。ホームページオフィシャルサイト  PHOTOSTUDIO IZUMI 

初代(故人)は、昭和初期ここ見附島海岸に(恐らく能登半島で) 最初に写真屋を開業されたと聞いています。 写真を撮ると人の魂までとられるのでないかと田舎では恐れられた時代ですね。一度立ち寄って見られれば古い写真が残っているでしょう。

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