シャク崎・三十三広

能登半島磯釣り ポイント12(推奨)


 
○ 頑強なシャク崎の付け根を這う岬自然歩道(この歩道は、狼煙⇔高屋 間の磯を縫うように走り磯釣りではよく活用する)の中腹海抜70m程の処に、 三十三広の岩盤を眼下に見るところがある。そこは切り立った安山岩質の断崖であり人間を近寄せない風貌がある。
 右方東側の折戸浜から岬自然歩道も利用したりしながら海岸伝いに歩き、更に松林を抜けると、いきなり眼前にシャク崎東突端の岩盤が飛び込んでくる。 その遥か前方に陸の孤島・第一級の岩盤磯である三十三広が聳え立つ。シャク崎は一帯は急激に落ち込む海触崖であり、とりわけ三十三広は至るところ水深が10〜14mあり海流も海底も変化に飲んでいる。
三十三広へ入る歩行コースは唯一通りである。折戸浜のバス停または県道の路肩勝手の駐車場が起点であり、健脚かつ相当なバランス感覚が必要である。 シャク崎へ出てから、付け根の岩盤の歩行は3〜400m程あるが、危険個所もあり相当の難コースと言えよう。 歩行時間は全体で40分から1時間である。
他方逆に、折戸トンネルの木ノ浦側から九十九折に獣道を下降し凸凹岩盤を越えて三十三広へ出ようと試みるが不可能である(と思う)。
従って実際には渡船を使うマニアが少なくない。渡船連絡は折戸漁協や付近の民宿で行う。渡船往復費用は5000円程度である。
担当子独断偏見:ここは奥能登岩磯綜合代表三指に入る

沖合いに数個の小島があり、最も人気のあるシャウクナゲの離島は常に潮流がぶつかり合い水深があり、イシダイ、カンダイ狙いの絶好のポイントである。もちろん黒鯛大物の宝庫である。
さて観光ガイドに能登半島最北端は、白亜の灯台が立っている狼煙岬とあるのが多いが多分に間違いである。北限正解は微妙な差ではあるがここ シャク崎(三十三広)であり、約北緯37度32分に位置する。勿論、舳倉(へぐら)島や七つ島などの離島を除く話である。
(参照 国土地理院2万5千万分の1試験公用) 
これは新潟県中之島見附から福島県磐梯・猪苗代を結ぶ線上と同等である。 そんなこともあってか釣師は気象情報などで 能登地方でなく新潟県情報を参考 にすることが多い。
○ 黒鯛、石鯛、寒鯛、真鯛、スズキ、ヒラマサ、メジナ、タナゴ、メバル、アジ、カレイ  
折戸湾方上空から、シャク崎/三十三広の全貌を撮る。
折戸湾から磯伝いに来ると、三十三広を眼の先に見る写真のシャク崎岩盤に出る。 ここから凹凸の岩伝いに400mほど進むと三十三広の横っ腹に出る。ここから更に登頂だ。
体力勝負であり誰でも行けるわけではないことがお分かりだろう。
木ノ浦側からシャク崎/三十三広の岩磯を眺望する。
急激に落ち込む海触崖であり水深は10mを超える
紅葉のシャク崎/三十三広
点在する離島もよく見えている。
担当子のOPAな視角
ここはR249のラケット道路近くで、少しばかり群生林藪椿の咲く崖寄りのところ。
 
冬怒涛のシャク崎/三十三広 の概観。 
右方がシャクナゲの小島で渡船で上がることが出来る。冬の時期は殆ど釣りの出来ない日が続く。
 
シャク崎の岩盤磯のサラシ。その眼前に三十三広。

北西の強風は三十三広の大きな岩盤に遮られる。こんな時はシャク崎は白いサラシが発生する絶好の釣り場になる。
三十三広の岩場東側先端をシャク崎の方から眺める。 北西風の季節風が強い時は、こちら側が釣り場になる。内湾の状況だから水深は余りない。


 
折戸浜から遊歩道、シャク崎の付け根岩盤道を進み、始めて眼下に広がる三十三広の威容がここである。
最初の釣行で大変感動したことを覚えている。

渡船では折戸堤防から直行し接岸可能。
三十三広の尾根を巻いて磯に降り立つ。遠望写真に見る三角の尖がり山からは予想出来ない広大な岩盤磯である。

北西側(木ノ浦・バツクロ方面)の第一級の岩盤磯を撮る。
10mを超える水深と変化に富む潮の流れからクロダイ、スズキに限らずイシダイ、カンダイも上がる。
三十三広の岩盤からシャク崎とシャクナゲの小島を見る。その遠方に狼煙・禄剛崎の白亜の灯台も眺望できるのがお分かりだろうか。 三十三広に降り立つ釣り師にしか味わえない眺望ではある。
三十三広は古くは柄島とあるからシャク崎の先端から突出する小島なのだろうか。明らかにするため三十三広付け根を撮った。
普通にはゴロ石を飛び移っては渡ることが出来るが、潮が込むと胴付長靴が必要になる。


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(下)石川県が1970年に発行した能登半島海中公園学術基本調査報告書よりコピーする(転載禁止)

   
  
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