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九頭竜川の岩魚釣行

九頭竜川上流支流 5人 2004年4月9日(金)6時〜12時快晴

昨晩11時 珠洲清流愛護会の腕自慢5人 HTK、FIK、MRM、YDY & IZS は地元を出発。 能登有料、R157白峰、勝山、R158大野を夜通し走って9日早朝4時に九頭竜川 の上流福井・岐阜の県境油坂峠に着き仮眠する。夜の気温は氷点下1℃まで下がり快晴である。白鳥町で入漁券(1000円)を求め寒気の残る6時早速入川。   和泉村の本流で、フライの名人(?)HTKや餌釣りの師匠YDY、MRM等々思い思いのポイントで腕を競う。

普段大抵は小川のせせらぎのようなところで釣りしているものだから、 大河の中では格別爽快である。兎角水はドドーと勇ましく流れていても、魚影は薄く(無きに等しい?)釣るのは難しいもの。 IZSはFIKと左の支流(名は分からず)へ入る。 まずFIKが興奮気味に岩魚の釣果報告。そしてついに本命IZSにも美しい岩魚の魚体が跳びつく。30cmソコソコだけれど、来た甲斐があったというものだ。 この時期の岩魚は 一気に持っていかず、2、3度餌の様子見をするようだ。 本流のYDYには綺麗なアマゴが跳びついた。

5人は数こそすくなかったが岩魚釣りの醍醐味を満喫して、 その日の宿泊地山代温泉白山菖蒲亭へ向かった。明日は山中町の県内水面水産センターで山女の稚魚1万匹を仕入れて、 待っている多数の会員と地元河川に放流するという 珠洲清流愛護会恒例の大仕事が待っているのだ。
九頭竜川の岩魚釣行
九頭竜川の岩魚釣行
九頭竜川の岩魚釣行 (写真上)和泉村の九頭竜道の駅付近から九頭竜湖ダム方向を望む
 (中)和泉村の残雪残る支流のIZS
 (下)30cm程の大きさの岩魚を抱え込むFIK
コラム>旅行> サクラマス 九頭竜川

サクラマス ⇒ 九頭竜川遠征

ルアー釣り 薄曇り 同行者MRM 2003年4月

御存じサクラマスはヤマメと切っても切れぬ関係がある。まさかとは思うが、私たちの放流ヤマメの中で降海したものが九頭竜川に遡上してきてルアー に掛かるなんてことは100%ない話ではあるまい。そんな意味でも今回は夢追い釣行である。

昨日電話でMRMが持ち込んだ遠征の話に2つ返事で乗ってしまった。 午前2時珠洲出発3時間半のドライブ予定でサクラマスファンなら知らぬ者なしと云われる 九頭竜川へ。5時過ぎに福井北ICを降りて、薄明かりの中からポイントを物色。空気が冷たい。そういえば途中の山中の気温はマイナス4℃という真冬並み。さて、 やはり全国区の九頭竜川だ。県外ナンバーの車がアチコチに貼り付いて(私共も県外だ)、車中でモソモソ準備らしい。三連休初日ということもあって50台は下るまい。 一帯は河川敷堤防上の道路への車侵入を禁止にしている(川に優しい)。

数日前の多少の降雨で水嵩は上がり流速もある。ホームページ等で今年解禁当時からの釣果便りを調べると殆ど芳しいものではない。不釣なのだ。99%空振りに終わること を覚悟での遠征だ。6時過ぎに国道8号線下流から始めて、JR線及び私鉄線まで3箇所のポイントを探る。途中に前日予約しておいた入漁券を入手するため近くの 釣具屋=フィッシングタックルFUJINOで小休止したものの、13時まで約5、6時間ロッドを振り手持ちのルアーの全てを試してみた結果はものの見事に空振り。 それでも両釣師久方ぶりの大河の一滴に触れて満足気であった。
写真 (上)MRM (下)IZS いずれも悠々自在の風貌(?!)だ

コラム>旅行> 四万十川

四万十川…珍 友釣り紀行

2002/8/30〜9/1

兎にも角にも四万十川友釣り旅行が実現した。頭に「珍コベ」が付く理由はその内に。年月日は2002年8月30日〜9月1日、登場人物は当会員の中の前田實*(広報取材)、鳥毛*明(釣法指導)、藤井弘*(食糧厚生)、泉眞*健(渉外会計)の4名である。

さて、私たち会員仲間が集まる度に四万十川でアユ(鮎)かアメゴ(雨子)の釣行をしようという話題が俎上する。日本最後の清流と聴かされてからどれ位の年月が経つだろうか。1度は訪問したいと思いながら途方もなく遠いものだから仲々実現しなかった。何が何でも実行しようと今回は盆期頃に四万十川関係ホームページを参考にして立案準備し、仮に個人的理由で不参加の場合は費用の1/4を迷惑料として投資する相互自縛を設定した。

前日:台風が近づいています 友釣り出来るか?

出発前日29日に第1日宿泊を予約した十和村柳瀬温泉女主人から渉外担当泉眞*健へ電話が入る。台風の影響で四万十川が濁り増水し始め、更に明日も降雨が続くから友釣りは出来そうにないがどうするか(むしろ取り止めた方がいい)という案内である。大型台風15号が高知県に接するようにして西よりに進んでいることは百も承知である。台風一過になるかも知れないし、ひょっとして支流の中に出来る処が在るかも知れない。また雨の四万十川もいいではないか。4人集まれば突如として大胆不敵となる。決行ということになって親切な案内情報を蹴ってその夜間に出発する。

第1日:流石に遠路です ○半日走ります

怒涛の足摺岬

奥能登から四万十川流域まで片道走行距離850km、走行13時間を見ている。瀬戸中央自動車道(往路)を利用しても、神戸淡路鳴門自動車道(復路)でも殆ど大差ない。車は同じ珠洲清流愛護会員春田恵*の殆ど新車日産エルグランドを思い切り借用する。
 夜間走行で、晴天の能登半島を前日の20時に出発して、北陸⇒名神⇒中国⇒山陽⇒瀬戸大橋⇒高松の各自動車道を乗り継ぎ、高知自動車道の中程のトンネルを抜けた途端に突然豪雨に見舞われる。台風特有の激しい雨が断続し空一面暗い雨雲が覆っている。万が一の期待はこれでは消滅したも同然だろう。伊野ICで高速を降り、混み合ったR56号を走って予定どおり正午頃四万十川下流域中村市に達する。始めて見る四万十川の河口付近は広大でこの段階では淡薄濁であった。

 生憎&折角だから足摺岬まで出掛けようと、スカイライン(そのように地図には有る)を走る。急坂が曲がりくねって予想以上に時間が掛かり車も疲労するコースだ。 それだからこそ台風が逸れながら横切った白亜の灯台と、打ち寄せる太平洋の荒海は眩しかった。ついでに第38番札所・金剛福寺に参詣し復路は道幅の狭い東海岸線道路を北上し、 中村市から西土佐村を抜け十和村へ。柳瀬温泉で晩食をとって一応は寛ぐ4名 見え隠れする四万十の流れは上流に近づくにつれて濁りと勢いを増した。雨は断続し時折激しく叩きつけてくる。
 途中車を止めて沈下橋の上に立つ。流勢で目が眩みそうだ。 一気に落ち込み川に沈む山の斜面に感激する。これだから鮎などの川の生き物は濁流から逃れてわが身を守ることが出来る。
 十和村付近で岸を鮎のサビキする村民沿線に大栗の木がよく植えられて実が弾けていた。茶畑も段差を利用して点在している。辺りどこを見渡しても、奥能登では埋め尽くさんばかりの杉の植林が見当たらないのに ホット心身が安らぐ。保水や土壌管理をよく考えて四万十川の清流を守る努力がされていると思う。道路が狭いがそれより川が広く綺麗な方がいいというものだ。

 

暗くなる直前カーナビからも見放された川合というか山合に立つ柳瀬温泉に着き、若主人の素朴な笑顔に迎えられる。ここは十和村ホームページに紹介があったものだ。 一縷の望みを明日に掛けて柳瀬御主人の手料理をいただく。



第2日:台風には勝てません

31日。前夜も雨が降り続き、最早支流の広見川や黒尊川での望みも完全に絶たれる。 沈下寸前の西土佐村にあった沈下橋 沈下橋も中には文字通り沈下したものもある様子だ。西土佐村のカヌー館に立ち寄ったりして、江川崎から広見川沿いに北上、東行する。 四万十川の上流・源流付近を見るために。友釣りは完璧に放棄し、四万十川の源流を観察しながらそのまま高知市内へ入る予定だ。一時愛媛県に入ってから東津野村に出るあたり猛烈に叩きつける雨になって源流探索も断念する。「引き返す勇気も大切」 などと訳の分からないことを言いながら、惜しみつつ四万十川を離れ高知市街に向かう。4名の心もよーくは晴れないのは仕方あるまい。
高知市内では潮巻き上げている桂浜海岸と竜馬像を眺めて来てから予定の高地会館へ投宿する。
 

第3日:高知市より帰途へ

9月1日も旅行は続くが「四万十紀行」としてはこれで終了させていただきます。珍こべ友釣りは上記のようなことだったのです。 最後になりましたが今回の旅行にあたり大勢の方に激励や助言などをいただいたことにお礼を申し上げます。

(追記) 豪雨を伴なう大型台風15号は9月2日に朝鮮半島に上陸し未曾有の大惨事をもたらしている。また四万十川源流山岳部の降り始めからの総雨量は 500mmを超えたと報道されている。そして4名の登場人物はその後益々元気果敢に残暑を乗り切ろうとしている。それにしても頓馬な旅行をしたもんだネ… 台風には勝てないネ。

the end