以前に送った情報の中で建仁寺の真新しい天井画の事が気になり連休明け
仕事の帰り道に
建仁寺
取材して来ました。
ここの方丈は一般公開でない時は売り出し会場として企業に場所を貸しています。
サラリーマンだった私は得意先が売り出しする度(年2回ほど)に
商品の持込と販売手伝いをしてました。昔馴染みと言う所です。
もう20年も昔の話ですが、ダンボール箱を白砂の庭に積み上げたり、柱に画鋲を
打ったり、傷はつける、白砂で砂山ごっこする、は当たり前、の頃を思い出して
心で手を合わせました。
この方丈はいつ重要文化財になったんだろう。当然「関雪の襖絵」は外していましたけど。
今は重要文化財になり、売り出し会場として企業に場所は貸していません。
「双龍図」の法堂の北にある方丈「風神雷神特別拝観」
などはここで展示されます
。
「
双龍図」が描かれた法堂、東側から撮影
今回、あえて、新しい天井画をと選んだのはもう一つ理由があります。
京都は古いものがあるから「京都」なのだ。
は現在の言葉であって、昔は新しい物は「京都から」でした、「出雲阿国」も三条川
原で全国デビューしました。過去の遺産も大切にしつつ、新しい物を受け入れられる
土壌がある事を理解して欲しいと思います。
これから何百年も見続けられる真新しい天井画を、今自分は見ているのだと。
「かぶき者」を京都は受け入れる事を。
法堂(はっとう)の天井に創建800年記念に
「小泉淳作画伯」によって描かれた「双龍図」
同じく、端角から撮影
釈迦如来様の前で失礼だが
寝て見上げると108畳の広さと天井までの高さと合いはまって、視界全てに
ビジュアル的に
天竜寺
より豪快な龍が見られます。
もっと着色があると思っていましたが、どんよりした空に龍がいるって感じで
仕上がってました。私を含め4〜5人が15分位以上寝てました
寝て見なければ500円勿体無いので、人があまり来ない時間帯をお勧めします。
天竜寺では寝れませんので注意して下さいね。
その方丈内で売っている高さ30cmほどのお土産用レプリカは6000円也。
他にハンカチ(4200円)、扇子(4500円)
最後の一枚はちょっと寄り道して、
故山村美紗邸(手前)と西村京太郎邸(奥正面)
の
家をパチリ。表札に住所までお書きの山村さん邸は玄関がガラス越しで
ギャラリーなっているのが見えました。
何台ものタクシーがこの前を最徐行しながら、お客さんに説明していました。
と〜
京都在住の
ろんろさん
から説明文と写真を送って頂きました。
どうも有難う御座います。
m(_ _)m
更新2002/5/10日
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