「今宮祭2」
5月5日の神幸祭(お旅の始まり)と5月12日の還幸祭の間の、今宮神社の「お旅所」
(北大路大宮下ル)での様子。
「花車」と言って、「八乙女行列」の後を行列します。
以前報告しました
「玉の輿御輿
」
ギャル不在に、
はっぴ姿のおやじから不満の声が・・・
小さな子供が衣装を着て巡行するのは
無理なので、八乙女さんの変わりに
人形が頑張ります。
「八乙女舞」 (やおとめまい)
巡行前に、拝殿の左側の演舞台で、
八人の乙女が奉納の舞をするのですが
年々の少子化も含め、今年は
四名の女の子が榊を手に舞を演じました。
永らく、続きました「還幸祭」シリーズも最終回となりました。
「大宮御輿」と「中御輿」の二つは同じ格好に見えますが、細部は違います。
頭部が七宝焼きの鳳凰も違います。
特に目に付くのは、屋根部分に施された紋で、「中御輿」は菊御紋と今宮神社の紋が
細工されているのに対して、「大宮御輿」は菊御紋と五三の桐です。
何故五三の桐か関係者に尋ねた所、「はっきりした記録は無いが、
「北の政所」との関係ではないか」との事でした。
が〜神社ですので、供養とは考えられないので、
「北の政所」と接点がどこにあるのか考えても分かりません。
私が想像するに、秀吉が権力を見せる為に菊御紋と桐を並ばせた。
又、大徳寺同様庇護したのではないかと推測します。
今まで、何気なくみていたものに新しい発見をしたりで、私自身、「祭り取材」とは別に
物事を掘り下げると言う意味で、いい勉強になりました。
幾つになっても、勉強ですね。
と〜
京都在住の
ろんろさん
から説明文と写真を送って頂きました。
どうも有難う御座います。
m(_ _)m
更新2002/5/14日
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