◆黒部五郎岳〜雲ノ平縦走◆
秘境の名のとおり・・そこは容易にはたどり着けない絶景が広がる・・

●ルート●2008年8月11日(月)〜15日(金)・・テント泊・・晴れ、くもり、ガス、雷雨
北陸自動車道 立山インターより折立有料道路経由 折立キャンプ場まで(約2時間)
※折立有料道路・・6:00〜20:00まで通行可・・入口ゲート19:20頃までに通過しないといけない)¥1.800(往復)
●コース●
8/11・・夜到着・・折立キャンプ場にてキャンプ 
8/12・・am6:00折立→太郎小屋pm10:00→薬師キャンプ場着pm10:30 (約4時間30分)
8/13・・薬師キャンプ場am6:00→太郎岳am6:45→北の俣岳am8:30→赤木岳am9:15→黒部五郎の肩pm12:00→黒部五郎岳pm12:10
     →黒部五郎カール経由→黒部五郎キャンプ場pm15:00 (約9時間)
8/14・・黒部五郎テント場am6:00→黒部源流標識am9:30→雲ノ平テント場pm12:00(約6時間)
8/15・・雲ノ平テント場am6:00→薬師沢山荘am9:00→太郎小屋pm12:00→折立着pm15:45(約10時間)
●装備●
Wストック、サングラス、日焼け止め、登山靴(3シーズン用)、テント装備
●食料●
インスタントラーメン、レトルトカレー、アルファー米、ソーセージ、煮たまご、焼ブタ、マーボー豆腐、パン、あられ、ゼリー、和菓子、ソイジョイ、飴、ガム
●主な費用●
テント料→1泊一人500円 有峰有料道路→1800円往復、北陸自動車道(小杉-立山800円)
●ハプニング●
またまた、さくらっち隊・・お約束のハプニング発生でございます!!!!p(>_<、)ううう。。。
いやいや、今回は笑い事じゃすまされない・・とんでもないハプニングが とんでもない所で発生してしまった!!!!!!
事の始まりは・・
初日・・8/12・・まもなく太郎小屋という登山道で・・なんと!ひでっちの靴底がペロンとはがれてしまった!うぎゃーーーっ!
確かに購入してから年数はたってるけど、回数はそんなにはいてる靴じゃないのに・・p(>_<、)ううう。。。
ガムテープ持って来ててよかった・・ってヾ(ー ー )ォィォィ そんな問題じゃないっしょ。
とりあえず、薬師のテント場まで行くって言う、ひでっち!・・心配のさくらっち・・
初めは右足だけだったのにその内 両足の靴底がペロンとはがれ・・。(;¬_¬)
こんないいお天気なのに、明日は黒部五郎・・楽しみにしてるのに・・p(>_<、)ううう。。。p(>_<、)ううう。。。p(>_<、)ううう。。。 
どーすんのよぉ〜〜


有峰林道入口から40分車で走ると折立のキャンプ場へ到着
水場もトイレも完備されてて、綺麗で過ごし易いテント場でした。
駐車場も近く、とても便利。

1時間30分ほど樹林を歩くとすぐ、こんな開けた展望の登山道へ
気持ちいいトレッキングが楽しめる。

最高のお天気とともに薬師がどんどん近づいてくる
p(^-^)qわくわく

気持ちいい・・綺麗な草原・・
蒼い空と白い雲に緑がまぶしーっ!(^O^)/

 

(・_・)......ン?と・・ここで・・
ふと気がつくと、前を歩くひでっちの靴底がパカパカしてる。
よーく見ると、なんと・・靴底がはがれているのだ。今は右足だけど、よく見ると 左足の靴も危ない感じ・・(ノ゚ο゚)ノ  オオオオォォォォォォ-

最近参加した”山歩き初心者コースの講習”で 
”昔の靴は靴底を糸で縫ってあったけど、最近は接着剤でくっつけているため、3年ぐらい経つと
パカッと外れてしまう危険がある”・・・指摘されたばかりだ。

しかも、ひでっちの靴底は先生推薦の”ビブラム社”製の靴底(丸い黄色のマーク)じゃないのだ・・。
とにかく・・
まもなく太郎小屋ってあたりでのトラブル・・このまま進むか下山するか・・決断を迫られた。
幸か不幸かガムテープを持参している・・しかも 駐車場の車にはもう一足靴を持ってきている。
ここで ひでっち 大決断!そう・・とりあえず、このまま薬師キャンプ場まで行き、昼食を食べてから、折立までもう一回往復すると言うのだ!
ええーーーっ!マジっすか (ノ゚ο゚)ノ  オオオオォォォォォォ-


ああ・・ひでっちの靴底が・・・
ガムテープ持って来ててよかった・・・
って・・そんな簡単な問題じゃない
笑顔でガムテープで補修するひでっち (T.T)
あんた!・・こんな事態に 何わらってんのさ・・
そう・・もうこうなりゃ笑うしかない・・

ひやひやしながら、何とか
折立から4時間で太郎小屋到着!
木道、石ゴロゴロの道、結構足に来ました(T.T)
ひでっちの靴も、しどい状態です(T.T)


太郎小屋から薬師を見ながら さらに20分下ると
薬師のキャンプ場へと到着します。
ここで、ガムテープも限界に・・完全に靴底が取れてしまいました(T.T)
ひでっち・・
”おっ!この方が歩き易いぜっ!”(^-^)vぶいぶい
・・なーんてのんきな事を言う・・(;¬_¬)

疲れた様子のひでっちの姿が・・p(>_<、)ううう。。。

折立から2往復目のひでっち・・
頑張りました。
昼食のラーメンを食べた後、pm12:00ジャスト!
ひでっちいよいよ折立へ向け2往復目・・出発です。
身軽なサブザックにお水と食料を持って出発!
ここで、雨具は?と頭をよぎったけれど、この好天なら大丈夫だろうと
持たずに出発・・。

さくらっち
テントの片付けと持参したビールと缶チューハイを冷たい水で冷やした後
薬師岳までいけるところまで行ってみようと出発。
お花を撮影しながら、景色のいいところで持参したお饅頭を食べたところで
ガスが湧いてきたので下山開始。
往復1時間のソロ歩き。

テント場に戻った頃、ぽつぽつを雨が・・
その雨は瞬く間にかなり本格的な雨になり、気がつくと空は真っ暗。
大きな雨雲に覆われていました。

あちゃーっ!ひでっちーーーーっ!雨具・・持ってないぞーっ!(゚o゚)
どーしよ。どーしよ。どーしよ。
時間を見ると午後2時を少し過ぎた頃だ。
ひでっち・・”午後5時には戻る”と豪語して出かけて行ったが・・。

どーしよなんて言っててもしょうがない・・ひでっちの雨具、水、食料などを
ザックに詰め、雨具を着てさくらっちも折立へ向けて出発した。

しっかり雨具に身を包んだ登山者がたくさん登ってくる
ああ・・ひでっちーーっ!無事でいてくれーっ!
ごめんよ。山には雨具は必須なのに、山をなめたような装備で出発させて
ごめんよ。(T.T)

午後3時30分・・この頃雨もあがり、空に青空が少し戻ってきた。
登りのとき、太郎小屋まで1時間かかった地点で一時休憩。・・・で考える。
この先、さくらっちが下っても、次登りのとき、ひでっちの足手まといになると思い
このままこの地点でひでっちを待つ事に・・。
登ってくる人が遠くまで見下ろせる地点で待つ事15分。
遠くに、ひでっちらしき人発見!

”ひでっちーーーーーっ!おおーーーーい!”
よかったぁ〜無事だったぁ

心配した雨も幸いにも濡れることはなかったようだ。
よかったぁ。

ひでっち・・2度目の折立往復タイムは
下り2時間 登り2時間30分(太郎まで)合計5時間の行程でした。

無事・・太郎小屋でやっとふたり
モルツロング缶でかんぱーい!(*^o^*)

ほろ酔いもあってか・・はたまた ほっとしたせいか
ゴローをバックにツーショットで写真をパチリ♪

綺麗なトイレ・・洋式トイレもあり、水も豊富でした。
煮沸してとの張り紙があり、ちょっと気になったけど
そのまま冷たいまま いっぱい飲んじゃいました(*^o^*)

<2日目 8/13>


昨日の雨の心配もなく、空には青空が広がり
山にもやがかかって幻想的な風景・・今日もよく晴れそうな予感。

気持ちいい稜線の登山道を歩くと、ほどなく太郎山へ到着
登山道をちょこっとだけ右へ折れた場所にひっそりと・・。

行く手に、これから向かう”北ノ俣岳”が見えてきた
こんな晴れた、気持ちのいい稜線歩きは本当に楽しい。
360度パノラマ・・ずーっと先のルートまでしっかり見える。

振り返ると太郎小屋が小さく見える。
山でこんなに晴れることのありがたさをしみじみ実感する。

かわいいお花になだらかな稜線・・
ここからは、まるでお散歩気分のトレッキングがつづく・・(*^o^*)

大きなケルン・・・”北ノ俣岳”は??ここか?
あれっ?過ぎてしまったのか?
ここはどこ??

いよいよ核心部分・・・
黒部五郎とは言ったもんだ
最後のまさに岩ゴロゴロの岩場を登る・・・。



やっと五郎の肩に到着・・
わーーーっ!・・っと。素晴らしい五郎の壮大なカールが目の前に・・
一瞬で疲れが吹き飛ぶ・・。
この瞬間のため 辛い道を歩いてきたんだと・・。五郎の肩からみるカールは素晴らしい。

肩に重いザックを下ろし、サブザックでいよいよ黒部五郎の山頂へ
山頂は狭く・・大勢の人でにぎわってる。
実は・・・今回の山行に関して、決めてる事があった。
先日受講した ”山歩きの基礎講座”で学んだ事の実践である。

◆水の量◆
・適正な水の量・・・・体重×歩行時間×5ml  

◆歩き方◆
・30分歩いて5分休み、その後 50分歩いて10分休むを繰返す。
・ゆっくり歩く→自分の足のサイズづつ進む感じでゆっくり登る。

◆その他◆
・塩分の補給
・行動食・水分は休憩のたび ちょっとづつ食べる
・100m登ると−0.65℃気温が下がる→服装のチェック。
・風速1mで−1℃体感温度が下がる→服装のチェック。

ここまで8時間ちかく歩いて来たけれど、体調はいたって良好だ。
最高の景色とお天気が後押ししてくれたからだとも思うけれど
それでも
やっぱり
この元気は・・講座で教えていただいた事を実践したからなのではないか・・と思う。

そして・・いよいよカールの中へ
そこは別世界・・あまりの迫力と手付かずの自然を目の前に圧倒される。

カールは素晴らしいが・・体力が・・・・(T.T)

素晴らしい・・でも
ヘロヘロです(*^o^*)

ここからまだえ2時間かかるとの看板に”ひぇーーーっ!と
絶叫する ひでっち&さくらっち


あまりの迫力に もう言葉がでない
この迫力がカメラに収め切れません。

9時間ちかくかかってやっと
黒部五郎小屋到着。
ぬるいビールで乾杯。昨夜に続き、夜には雨が・・2日つづけて星が見れなかった。

< 3日目 8/14 >

昨日・・
19時発表の明日の天気予報が晴れから雨・・ところによっては雷雨に・・
みごと 天気予報がずれてしまった。
予定では 今日まで晴れるはずだったのに・・・しかも雷雨だなんて。
ちっ・・ついてない。


雨はまだ降ってないものの、一面ガスガスで、景色どころか
ほんの数メートル先も見えない状態。

三俣蓮華は何年か前に行っているし、ガスのため迷うことなく 撒き道へ・・。
三俣山荘到着した時には 雨が本格的に降ってきた。
まだ時間も早いっていうのに、もう宿泊手続きをしてる登山者もいる。

やっぱ・・この雨・・雷雨になるっていうし、このまま進んでいいのかな?ちょっと不安になる
もしテント場について、雨がひどい状態だったら、小屋泊まりにしようって事で
とりあえず、雲ノ平へ進むことにする。

黒部の源流の碑・・到着。
ここで私たち夫婦をあっさり抜いていった若者が写真撮影していた。
(・_・)......ン?何処かで逢った事があるような・・はて?

ひでっち 「どちらまで行かれるんですか?」
若者 「うーん。まだ考えてないんですケド・・(^^ゞ」
ひでっち&さくらっち 「 ( ̄□ ̄;) 」
若者 「雲ノ平まで行って鷲羽岳経由してゴローに帰ろうかなぁ」
ひでっち&さくらっち 「(ノ゚ο゚)ノ  オオオオォォォォォォ-」

そうだ!そうだ!このおにーちゃん・・
ゴローの小屋の人だぁ・・。すごい!すごい!
慣れ親しんだ道なんだろうけど、このルートを まるで散歩でも楽しんでるかのような発言に
かんどー。

ガスガス・・前を行くひでっちとちょっとでも距離が離れると
姿がみえなくなり、怖くなる。
そんな事で、この日・・デジカメの出番も少なく・・
景色の後押しもないし、鷲羽岳も祖父岳もすっとばして、テント場に到着。

テント場到着。
雨も降ってないし、やっぱ テントにしょうって・・
雨が落ちる前にテントを張ってしまおうと大急ぎでテント設置。
連日の夜の雨でぐっしょり濡れたフライやどろどろのテントを設置して
ラーメンで昼食。コーヒーを飲んでしばしまったり・・
ガスガスだけど、テント場は大賑わいでにぎやかだ。

しばし まったりのあと、ビールの買出しとテントの手続きのため、
雲ノ平小屋まで散歩する事に・・。
日本最後の秘境と言われる 雲ノ平・・ガスガスなんだけどそれがかえって幻想的で 
岩と 緑と 綿毛がふわふわしてて とっても素敵だった。

しばらく歩くと目の前にかわいらしい小屋が見えてきた。
冷やしてない、ぬるいビールを購入しテント場へ・・
途中・・雨がボツボツ・・やばい・・
遠くで雷の音も・・その雷はどんどん近くなり・・大急ぎでテント場へ!


テントに戻った頃、外はまさに雷雨・・すさまじいぐらいの大粒の雨と雷。
テントをたたきつけるような雨とドカンドカンという雷の轟音の中
テントの中で酒盛りをする さくらっち&ひでっち 
缶チューハイでほろ酔い (*^o^*)
一つ目の雷・・そして二つ目の雷・・と 1個去って また1個発生・・
といった具合に かなり長い間 雷雨が続いていたと思うんだけど・・
まあ・・人間って慣れる動物なんだね。雷雨でも ある意味それを半ば楽しみながら
のんびり宴会できる私たち夫婦って・・かなり山に順応しちゃったよね。
・・などと言いつつ、雷とどろく中 酒盛りはつづくのであった。

<4日目 8/15>


今朝も雨は落ちていないけれど 外はガス
晴れてるとどんな景色なのかなとおもいつつ
ガスの雲ノ平はとっても幻想的・・秘境の名のとおり
とっても素敵だった。

濡れて滑り易くなってる木道を慎重に下る。

ときどきガスが晴れて
立ち止まり見とれる・・・このあと今回の行程最大の難所へ

・・画像はないんですけど・・

この薬師沢小屋到着までの道が今回の行程最大の難所でした。

大きな岩がゴロゴロの急斜面
しかも雨のためすべりやすく、眺望はないし、小さな虫は多いし
登っても下っても最大の難所なのでは?いや・・下る方が辛いかも・・。

しかも、雨が降ったりやんだりで そのたび雨具を脱いだり着たり・・
もうとにかく ヘロヘロで やっと薬師沢小屋へ到着です。 
ふぅ・・・ε=(´。` )

体力の限界が近くなった頃やっと太郎小屋が・・やったぁ〜
小屋で最後に残った食料でランチの後 折立まで下る
ひでっちにすれば、3回目の下り・・って事かな?(*≧m≦) ププッ

この頃・・空にもお日様が・・(*^o^*)
そんなこんなで 今回の縦走は おしまい m(_ _)m