◇◆西穂高岳・・丸山2452m◆◇

●アプローチ●
2004年3月13日(土)〜14日(日)テント泊・・晴れ
am5:00自宅出発・・・北陸自動車道富山インターより国道41号線にて新穂高温泉ターミナル am8:00着

3/13(土):ロープウェイ山頂駅am9:15発 → 西穂高山荘am10:45着
3/14(日):山荘am8:00発 → 丸山ケルンam8:20着

●プロローグ●
先日出かけた上高地は吹雪で視界ゼロ。綺麗な穂高を見ることができなかった。だからこそ、再度リベンジしたいと思っていた
それが、とうとう晴れマークが並ぶ週末がやって来た。季節も3月になり下界はかなり春めいて来てるし
今週号の”ヤマケイJOY”で西穂を紹介してるのを見てしまい・・とっても行きたくなってしまっていた。
というわけで、急遽、上高地から西穂へと計画をあっさり変更してしまったのであった。
●装備●
3シーズン用皮シューズ
これでも十分だったような気がするけど、雪質にもよるのかな?雪はしまっていてさらさらの砂状態だった
足先がすこーしだけ冷たくなった気がしただけだった。
周りの人たちは、重登山靴の人ばかりだった。重登山靴だと足先は全く冷たくならないのかな?
ストックW
あまり使わなかった。逆に邪魔だったかもかも・・
薄手フリース2枚、厚手1枚
厚手と薄手1枚を山頂と就寝時では常に着用、もう1枚は使用しなかった。
肌着(ブレスサーモ)
これの効果のほどは、分からないが、確かに暖かいかも・・
靴下2枚

テントでは2枚着用、間にカイロを入れたら、これが何とも暖かかった。
雨具
アイゼン6本爪

12本を持ってくればよかったかもしれないけど、丸山までなら、6本ぐらいでOKかも。
ピッケル
迷ったけど、丸山までだからと思い持って行かなかった。
丸山までならあってもなくてもどちらでもいいかも。
スノーシュー、ワカン
事前に山荘にて確認し、この週末は必要ないとの回答を得ていたので持っていかなかった・・っていうか持ってない!(^_^;ゞ
●料金●
新穂高温泉の駐車場は無料。西穂高山荘前のテント場も無料。ロープウェイ往復2800円+300円(片道荷物8キロ以上追加料金)

ロープウェイ乗り場の駐車場はすべて無料
乗り場近くの駐車場にあっさり駐車し、準備を整え乗り場へと急ぐ。
こんな時期に、観光客がびっしり列に並んでいて驚く。
大きなザックをかついだ、私たちは注目の的だ・・(*^o^*)
忘れ物をした旦那さんが車へ戻っている間、私は
まるでタレントにでもなったかのように、好奇心旺盛なおばちゃんの
質問攻めにあってしまった。
おばちゃん「あらーっ!これ何キロぐらいあるの?」
さくらっち「たぶん、8キロぐらいだと思います」
おばちゃん「あらーっ!今日は何処に行くの?」
さくらっち「西穂山荘までです。」
おばちゃん「あらーっ!そこに泊まるの」
さくらっち「一応、テントで・・・」
おばちゃん「ぎょえぇぇぇ〜!寒くないのぉ?」
さくらっち「たぶん・・寒いと思います ポリポリr(^^;)ハハッ」
おばちゃん「うぎゃぁ〜〜〜〜っ!」

ロープウェイを1機2機と見送るたび、新しいおばちゃんのこの質問に
あってしまい・・何だか笑ってしまった。

雪はしまっており、さらさらの砂のようだ。
それだけ、気温が低いって事なんだろう。
アイゼンは必要ないようだ。ストックもザックにしまったまま
綺麗に圧雪されたトレースを迷うことなく進む。
途中・・焼岳、笠ヶ岳の展望がすばらしい視界が開けた場所にでる
バックに綺麗な山並みを背負いながらアップダウンを繰り返し登る
こんなに晴れた土曜日・・登山者はそこそこって感じかな?
観光客のパワーに押されて、登山者が少なく感じる。

笠が岳、焼岳、乗鞍、双六、山並が綺麗に青空に浮かぶ
焼岳の噴煙もはっきり目で確認できるほどのお天気だ。
西穂もだんだん近づいてきた。


ラスト30分の登りがかなり急で、斜面に階段のようにつけられた
足跡を辿りながら登る。歩幅が大きい足跡を辿るのは、
小さい歩幅のさくらっちにはつらい・・ペースが乱れる。
息もあがる・・
1時間30分で山荘到着!
山荘前には登山者の姿はまだ、まばら・・

何処にもテントが見当たらない。
私たちが1張目のようだ・・しかも、テント料はいらないらしい・・
山荘で休憩するのも、暖房料1時間200円らしい・・
うーっ!厳しいなぁ・・
このまま・・テント・・私たちだけじゃないよね?
ちびっと不安になりつつ張っていると、2組ほど到着。
軽く挨拶をかわして、互いにテントの設営・・
でも、あとの2人・・うっ・うまいなぁ・・張り方・・段取り・・完璧だ。
さすがこの時期にテントをしようってだけの事はある。
やっぱり、私たちは無謀なのかな・・(;¬_¬)
またまた、ちびっと不安になる。
結局この日のテントは、4張だった・・。

テントの前の景色・・この見える山は何山??
とうとう分からずじまいだったけど、
眺めは最高・・寒さも最高・・
うう・・やっぱり上高地にしとくべきだったかなぁ・・
それとも、山荘泊まりに変更しようか・・
と・・悩んだりもしたけど、このままテント続行する事にした。
何とか設営も終えたので、丸山まで・・と思ったら
西穂方面に雲が・・絶好の好天のタイミングにテントを設営していたようだ
この日の登頂をあきらめ、明日登る事にする。


夜・・星は出てるけど、風がつよい・・・ごおーっ!と轟音とともに
ばたばたとフライシートに風が吹き付ける・・
でも、去年の常念の経験でこれぐらいの風に驚きはしない
あの風に比べれば、今日の風はそよ風・・っていうのは言いすぎ・・。
それより、やっぱり寒い・・もう食べて寝るしかない。
寒くて寝れるのだろうか・・私は普段も寝床が変わると
実家だろうが、高級旅館だろうが、高級ホテルだろうが
寝付けない人間なのだ・・(´。`)はぁ・・・
なのに、どーしてこの時期テント泊しちゃうわけよ・・と自問自答
はうちゃんのアドバイスや、うめちゃんの
足元温めれば、全身温かい・・との言葉を思い出し
足の裏にカイロを張って見たら、これがなんと、すんごく効いたかも。
なるほど、全身が温かくなってきた。
このあと、寝たのか寝てないのか、判断がつかないまま朝に・・。

朝・・
寝てしまっていて、ご来光を見ることができなかった。
昨日のようなピーカンの青空じゃないけど、
綺麗な山並みが見えている・・
早速、身支度をととのえ、丸山へ向かう。
テント設営に、ストックを使ってしまい、ピッケルもないけど
6本アイゼンをつけ、キックステップを効かせながら
ざりざりに凍った急斜面を慎重に登る・・
このまま滑ったら・・と思うと怖い。慎重に1歩1歩登る。

20分ほどで、丸山らしき、ただっぴろい丸山に到着!
人が全然いない・・雪面に太陽の光線があたって
きらきら光っている。。
ああ・・上高地をやめて、西穂に来てよかった・・
最高のパノラマ・・360度の山並みが目に飛び込んできた。
こんなに手軽に、こんな迫力の風景が見られるなんて・・
ロープウェイのおかげか・・山荘のおかげか・・
ここまで苦しみながら登ったっていう胸に迫る感動とは種類が違うけど
やっぱり最高の景色に感動しちゃった。
ここなら、あの人も、この人も連れてきてあげれるな・・
って事も思ったりして・・

それにしたって、風がつよい・・
強すぎる・・立ってられないぐらいの風。
強風の際の姿勢・・ってあったなぁって思うけど
どんな姿勢だったっけ??
ああ・・やっぱり基本をもっと勉強しなくっちゃ。って思う。
顔が冷たいを通り越して、痛いくらい・・
目出帽・・絶対必要!!!!
次来るときは、絶対持ってこよう・・
っていうか、買わなくちゃ ポリポリr(^^;)ハハッ

12本アイゼンと、ピッケルと目出帽があれば、
もう少し先まで登れたかもしれないな・・って
遠く・・独標に沢山人がいるのを見ながらそう思った。
目の前に見える凍った斜面を登るのは容易じゃなさそうだけど・・
登りたいって思いがムクムク・・こみ上げて来た。

十分楽しんで、下山・・
名残惜しいけど、まったりするにゃ寒すぎるぜっ。
夏・・また来よう。

2階建てロープウェイ・・
8キロ以上の荷物は、追加料金300円なり・・・
帰りのロープウェイでも、同じ質問に合い・・(*^o^*)
でも、今度は、ちょっと誇らしい気持ちになったよ。

●感想●
今回、山で美味しい物を食べようと準備した・・ヤマケイJOYでも紹介されてた、”不室屋”の”加賀麩のおすまし・・・”ぶとうの木”の”クッキーサンド”等
全然食べなかった・・残念。しかしチゲ鍋はめちゃ旨かった。やっぱりもう一度山メシ・・考え直さないといかんなぁ。