●コース●
2003年8月10日(日)〜8月12日(火)・・テント泊・・晴れ→雨→曇り→暴風雨→撤退→平湯温泉で温泉三昧
石川県の実家経由・・・国道41号線より富山経由で平湯のあかんだな駐車場へ
8/10:駐車場am7:30 → 上高地→徳沢am10:50発
→長堀山pm14:35 →蝶が岳テント場着pm15:45着
8/11:蝶が岳am7:40 → 常念岳山頂pm13:00 →
常念テント場着pm14:15着
8/12:常念テント場am8:45 →
一の沢登山口pm12:20着→穂高駅→松本駅→高速バスにて平湯着
8/13:平湯 今田屋旅館→石川へ帰省 |
●プロローグ●
当初、徳沢のテント場で1泊するつもりが、早く着き過ぎちゃって、体力もまだ残ってる事から
一気に蝶が岳を目指す事に変更。今考えるとこの判断がよかったのか、悪かったのか・・
おかげで、唯一の晴れ間のある10日に蝶が岳の眺望に逢えた・・が。しかし
これが悪夢のトレッキングとなろうとは、この時予想もしなかったのである。 |
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| ●第1日目・・8/10(日)晴れ● |
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今夜は、徳沢の綺麗な芝生でぐっすり眠れると
思ってゆっくり出発したはずなのに、
中途半端な時間に到着しちゃって・・
一気に蝶が岳を目指す事へ変更
ここは、潤平さんにして
「もう来たくねぇ!」と言わしめるルートだ。
気を引き締め、食べる酸素に加え
今回は、食べる点滴・・ぶどう糖も持って来た。
ぱくっと口に放り込み「よしっ!」とばかりに出発!
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(・_・)......ン?で・・登山口は何処?何処にも登山口が見当たらない!
しばらく横尾までのルートを歩き始めたんだけど、段々不安になり
小屋の人に確認しようとちょっぴり進んだ道を引き返した・・。
案の定!ルートは違った。
小屋の右隣の、超目立たない、うすぐらーくて
せまっこい道が登山口らしい・・(;¬_¬)
この道があの銀座と名のつく道への入口なのか・・・。 |
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1時間登ったところで、穂高がちろっと顔を見せた
台風一過とはよく言ったもんだよ。空は抜けるような
青空じゃーん!こんないいお天気でごめんね。
誰にともなく、つぶやいたりして・・
でもまだ、私は知らなかったのだ、この後
私たちを襲う恐怖の夜がある事を・・・・・・・・・。
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まるでへびのように木の根っこが、縦横無尽にうねうねとうねってるよ。
眺望はないし、うわさどおり、登っても登っても森の中って感じで、眺望ゼロなんだね。
1時間からだんだん30分づつ休憩に変更
ぶどう糖やら食べる酸素を頻繁に口へ放り込む。
そのおかげか、今日はまだ頭痛がしない・・
やったぁー。すごいぞサプリメント!
旦那さんは・・「やだねぇ!ドーピング!」
などとぬかしよる・・いいんだもーん。
あたしゃ初日に襲われる頭痛さえ回避できれば
いいんだもーん。
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なんとか妖精の池に到着。
周りを可憐な花が取り囲んでいて、
なるほど
妖精が居るような気もしてくるよ。
旦那さん!渾身の1枚・・ユリが群生していたよ。
そこから少し歩くと、やっと何とか槍が見えてきた。
でも疲れてばてばてで、シャッター押す力が
出てこない。だってこの先はまたまた
森の中みたいなんだもん。
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それからしばらく登ると
やっと大きな、大きな稜線へ出てしまった。
いつもながら、泣けてくる。
今回は特に、ここまで辛かったから余計に
涙がでちゃう。頑張ったなぁ私。
なるほどと唸るような眺望、
穂高連峰が一望。この景色が見たくて
このきついルートを登っちゃうんだね。
でも、もう少し遅かったら、
ガスで槍は見えなかったかもね
ギリギリのタイムだわ。
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すこーし頭痛がして来た。
でも、いつもより軽い感じ・・なんとかテントを
設営しちゃってから、しばらく寝ちゃった。
気がつくとあたりは、ガスで真っ白。
ちびっと寒い。ビール飲むの忘れたぁ。
寒いし、ビールって気分じゃないなぁ。
でも、飲まなくちゃ何も始まらないよね。って事で
ビールと山菜御飯とお味噌汁で粗末な夕食。
ぶどう糖が利いたかな?おなかすいてないよ。
後で、分かったんだけど、この日のテント場に
フクちゃんも居たらしい。くやしいニアミスだなぁ。
私もヒュッテでおでんつまんでたらな。逢えたかも
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あたりも暗くなる頃、だんだん風が強くなって来た
テント大丈夫かな?雨の音もしてるみたい
怖いなぁ。稜線上のテント場は風がつよいから
やだなぁ。でも明日晴れてくれれば我慢も出来るさ
予報はなんとか晴れだったもんね。
それにしても、私の携帯つながらねー。
折角山からネットしようと思ってたのに・・
それに今日は疲れちゃったから、もう寝よ。
すべては、明日だよん。
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| ●第2日目:8/11(月)・・雨のちくもり● |
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朝、風は一向にやむ気配がない。
雨もぱらついてない?やだなぁ。
晴れるって言ってたじゃないの・・
ぶつぶつ言いながら、テントの外を見るとびっくり
雲海からまさに今太陽が顔を出そうかっていう
瞬間だった・・おー!( ̄0 ̄ )ノ 綺麗だなぁ。
なーんだ、やっぱり晴れたじゃん!
カメラ!カメラ!!
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調子がよかったのは、そこまで・・
このあと、風はさらに強くなり、雨も振ってきた
太陽は顔を出す前にガスに隠れ
それ以後、撤退するまでその姿を見せてくれる事はなかった・・・・。
徳沢へ戻るか・・はたまた行くべきか・・
散々迷った挙句、まだ1日目・・・休みはたっぷりあるって事で、
常念を目指す事にしました。
ガスで360度パノラマは望めず、
おまけにルートを捜すのにも一苦労。
晴れてれば最高なんだろうなぁと、想像しながら、ただ歩くしかない・・・・・
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折角登ったのに、下りったり・・下ったと思ったら、また登り・・
ところどころ、ルートを外れての眺望ポイントが用意されてるけど
ガスってるときは迷惑なんだよっ!どっちがルートかわかんねーだろっ!
天気が悪いと、性格も悪くなるのねん。
このお天気で、人にも全然逢わず。
なんだ、このルート歩いてるの私たちだけ?
物好き夫婦なわけ?ってつっこみながら歩く。
それでも、私たち以外にも物好きは若干居た。
数えるほどしか逢わなかったけど
交わす会話は、あいにくのお天気ですね?と。。慰めあったりして・・・・
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ガスの切れ間に、これから向かうルートが
さーっと現れた・・がびーん!
めっちゃすごい急じゃーん。
旦那さんも、おおおーっ!って叫びながら
シャッターを切ってる。泣きっ面になんとか・・
晴れてれば、こんな坂もあんな坂も
へのかっぱなんだろうけど、ひでーなー。
この世に神様も仏様もいないのかい!
手が冷たい、でも雨具の下は蒸れ蒸れ。
もうブドウ糖もどうでもいいよ。
早く常念に着きたい。旦那さんと話し合い
素泊まりで小屋に泊まろうっていう事にしたら
なんとなく、気分も落ち着いて来た。
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何とか山頂に到着。
ひどい風と雨の中、先客のおばちゃんたちが
わいわい騒いで写真を撮ってる。
おそるべし、おばちゃん軍団!
この天候でも、
山頂では嬉しいらしいよ。
あー見習わなきゃ。でも、そんなおばちゃん見てたら
私も元気が出てきた。
雨がなんだー。風がなんだー。眺望ゼロがなんだー。 |
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三股と小屋の分岐点に到着
この頃かすかにガスもすこし晴れて来て
雨が上がった。山の輪郭も見えて来た。
先に歩いていたご夫婦。
先ほど槍が見えたらしいとの事で、
せっかくだから、ここでガスが晴れるのを
まとうかと言っている。私たちも槍を見ようと
少し下ったポイントでザックをおろそうとした瞬間
もう少しだと思っていた小屋がまだかなり先とわかり
愕然!!!槍どころじゃないよ。
頑張って下んなきゃ。休憩もそこそこに
がんがん下る・・
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雨も上がり、槍は見えないけど、穂高の町まで
よく見える。しかも下界は晴れてるぞ。
小屋泊まりはやめて、テントを設営する。
やはりおなかはすいていない。すいてるんだけど
別に食べたくない。だってまずいフリーズドライだもん。
食欲湧かないちゅーねん。
仕方ないから、旦那さんの携帯借りてネットを検索
おー!( ̄0 ̄ )ノ いっぱい書き込みがあるぅ。
う・う・う・うれしい・・皆ありがとー。
雨で凹んでたけど、元気出るよ。
潤平さんや、milkちゃんとも逢えるね。
ああ・・潤平さんの携帯BBSのアドレスもチェック
しとけばよかったなぁ。今ごろは大天井岳かなぁ。
と・・ひとり納得しつつチェック完了しちゃった。
このあとPOOHとうさんが、潤平さんも常念のテント場
だと書き込みしてくれてた。なんと。お馬鹿だなぁ。
もっとまめに、チェックしとけばよかったよ。
でもふと・・分かったところで私ってば
「はじめまして・・」って出来る??
ふふふ・・無理っぽーい!ポリポリr(^^;)ハハッ
でも、向こうのテント場に潤平さんらしきテントを
チェック済だったから、居るって知ってれば、
私だけ、潤平さんのことまじまじチェックできたかもね。
ああーっ!ざんねーん。
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今日は風もないし、ぐっすり眠れるね。
例によって、まくら替わると眠れないさくらっち
神経が高ぶって寝返りばかりしてるとPM10:00頃
急に風が出て来て、昨日と同じようにテントを
パタパタさせ始めてしまった。うーん。
またかよっ!
が。今日は昨日のとは違うぞ。雨の量も風の量も
ケタ違い。谷から吹き上げる風の音・・
「ごーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「ごーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
朝にはやむさ。きっとこんなに風も雨もすごいんだし
明日は、うってかわって、ぴーかんの青空さっ!
うんにゃ!違った。朝になっても、全然風も雨も
やもうとしなかった。どうすればいいんだろ。
すごく怖い。まあ風でテントが飛ばされても
小屋があるし、死にゃあしないだろうと思っても
やっぱり怖かった。周りの人たちも起きてる様子。
でも、向かいのテントの中からはいびきが聞こえる
ははははっ!うらやましーねぇ。
そのふっとい神経・・分けて欲しいもんだねぇ。
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| ●第3日目:8/12(火)・・雨● |
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なんとか耐えに耐えて、am7:30頃、雨も風もすこし和らいだ瞬間をねらって撤収開始。
こんなにどろどろの撤収も初めて、ああーっ!きちゃなーい。こんなになっちゃって
あとどーすんのよぉ。嘆きつつ、もうむちゃくちゃに旦那さんのザックへ詰め込む。
雨で濡れてずしっと重くなったザックを背負って小屋へ行き、
一の沢ルートで下山するためタクシー手配をお願いする。
電話代100円とられた!(●`ε´●)ぷぅ〜
まあ当たり前か・・旦那さんがしきりに怒ってる。
だから・・当たり前だってばぁ・・ |
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一の沢ルートは、まさに沢くだり・・
ルートは川のように水が流れてる・・
ここいらは、風もなく静かだ。
川の流れとともに、下る・・このルートも
それほど急斜面じゃないかわり凄く長い。
行けども、行けども、つかないよ。
でも、水が豊富で、此処から登れば水の苦労がないな
と思う。ガスが緑に映えて、幻想的な風景を作ってた
うーん。このコースで下山もよかったかもね。
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無事、一の沢の登山口に到着。
予定より10分早く着いたけど、
頼んでおいたタクシーはもう来ていた。
ここから穂高駅まで、20分ー¥4.600円
いい商売だねぇ。でも綺麗な車内を汚すの・・
気がひけたなぁ。泥でドロドロだもん。
トイレの水で汚れを落とせばよかったなぁ。
電車に乗るんだしさ。もっと気をつけなくちゃ。
車内には、私たちのようなザックの人もいたけど
香水のいい匂いのお兄さんや、お姐さんもいて、
きちゃなーい私たちは恥しかった。
でも、駅の名前・・
「ホダカ」って読んでたけど、「ホタカ」だったんだ
知らなかったぁ。
この後、松本駅まででて、高速バスで
平湯温泉まで直行!!
撤退したご褒美に、今日は平湯温泉で
1泊泊まりだぁ。温泉で美味しい物食べて
でもって、温泉三昧だーっ!(`0´)ノ オウ!
食べるぞー。飲むぞー!
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| ●第4日目・・8/13(水)・・晴れ● |
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平湯温泉「今田屋旅館」
平日1泊¥7.000円から宿泊できます。
旅館案内所など通じず、直接フロントへ問い合わせると、この料金で泊まれるらしいです。
もちろん・・リッチに行きたい方は別ですけどね。
お値段のわりに料理も美味しく、
おかみさんも愛想がよくて満足でした。
クレジットカードは使えません・・・あしからず
(^-^)vぶいぶい
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●感想●
リベンジするっきゃないっしょ!(●`ε´●)ぷぅ~ |
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