先生は昭和31年に富山県立氷見高校へ赴任して男子ハンドボール部の監督となり、2年後の富山国体で優勝しました。

ところが、先生が先頭で引っ張る形の練習のあまりのきつさにどんどん部員が減少し、とうとう1人という年代も現れてしまいました。「ハンドボール部では勉強ができない」と、父兄からも見放される状態に陥ってしまったのです。

先生は練習の主導権を生徒に渡し、あらゆる手法で生徒の個性の発現を試み、同僚教師の協力を得て学業を奨励しました。

こうして自主自立、文武両道の雰囲気が定着するに伴ってハンドボール部の戦績も向上し、赴任後20年の歳月をかけて、ようやく国体3連覇という大輪の花を咲かせることができたのです。



ほめること、共感することは誰にでもできる!

金原先生が個性の発現を定着させた手法は、“ほめる” ことでした。どの年代の教え子に聞いてもほめられた記憶しか残っていません。選手が素晴らしいプレーを見せると、試合中でもコートの中へ駆け寄り、抱きついてほめたといいます。

 そういった面では“ほめ上手”な人であったことに違いありませんが、ほめ下手な指導者でも一緒に共感してやること、心の中で拍手してやることはできると思います。冷めた生徒の心に火を灯せるのは、先生の心のマッチしかないのです。


効果は著者が実証済み、いつでもどこでも誰に対しても、同じ効果が期待できます!

私は金原先生とともに20年間ハンドボール競技に携わってきましたが、ひょんなキッカケで7年前からクラシック音楽界にも首を突っ込むようになりました。

まったくクラシック音楽に縁の無かった私でも、先生の教えである、①一生懸命・本気で取り組む、②相手の脳にイメージさせるように話す、③タイミングよくほめるなどを実践し、今では年間5〜10回のクラシックコンサートを主催するだけでなく、オーケストラ・アンサンブル金沢のアーチストたちと心底つき合えるようになりました。

 人間の真理というものは、今も昔も変わりません。尊敬すべき行動は、どんどん真似すればいいのです。尊敬すべき人を目指したら、きっとそうなっていきます。と同時に、自分は自分であるという、自分らしさも打ち出していくのです。この本はそういう手法を導き出してくれます。

生徒との関係も含めた人間関係で何かカベにぶつかった時、もう一度この本を開いてみると、どこかのページで必ず答えが見つかるでしょう。

仕事でも、家庭の中でも活用できますし、親子の世代で引き継ぐこともできる原理原則です。


【推薦のことば】

○ 氷見市ではこれまで数々の全国大会を開催してきました。その原動力となったのが金原 先生のバイタリティーあふれる活動でした。先生の地道なご尽力により、「ハンドボール の聖地」として全国のハンドボーラーの憧れの地となったものと感謝しております。
   
参議院議員、前氷見市長  堂故茂さま

○ “ハンドボールのまち氷見”を人間教育の観点からしっかりと築き上げてこられた金原 先生の偉業に深く敬意と感謝を申し上げます。「先生の薫陶をいつも側に」本刊をバイブ ルとして次世代指導者・ハンドボーラーが大いに羽ばたく未来を信じております。
   
氷見市長  本川祐治郎さま

○ スポーツの力とは何か。師・金原至がハンドボール指導を通して示した人づくり、地域 づくりの姿勢こそがその真髄、と著者は敬愛をこめて教えの言葉を説く。現代社会の規範 にもと願う熱さが、スポーツ書の域を越えた読み応えにふくらんでいる。
   スポーツプロデューサー 杉山茂さま

  金原至先生の教えは広く市内の指導者たちに伝わり、人口5万人の小さな氷見市において 22年間で国民体育大会並みのハンドボールの全国大会を15回開催するという偉業を成 し遂げることができました。これはすごい事実です。この事業を可能ならしめた一教育者 の教育理念を知らずに置く手はありません。


テレビでも紹介されました!

富山県の民放チューリップテレビで9月12日、拙著「宝物はグラウンドのなかに」が紹介されました。




能越ケーブルネット「富山新聞アラカルト」でも紹介されました。




ラジオ高岡でも紹介されました。相本芳彦さんとの対談です。




「前書き」を読んでみてください!


「よう!」

今でも電車の中で右手をあげ、ニコニコと歩いてこられる先生の姿が脳裏に浮かぶ。


「おはようございます!」

と、誰よりも早くお決まりの座席を確保し、私の前にすわっていただくこと、それが朝一番の仕事だった。

「今日は寒いですね~。今年も大雪でしょうか」

「そうやのぉ、そっでも38(サンパチ)豪雪のようなことはないやろ。あん時はひどかったからの~」

いつも私が何気ない挨拶程度の話題を投げかけ、先生がそれに応えるという形で会話が始まった。

私は早く核心の話がしたくて、さりげなく話題を切り替えた。

「どうやって氷見高校ハンドボール部を強くするか」、「勝敗の分かれ目は何か」、「真の教育はどうあるべきか」、「未来の氷見市をどうつくるか」、先生の話は実体験に基づき、事の本質をつかんでいた。私にとって電車の対面シートは、さしずめ人生哲学を学ぶ「通勤塾」となった。

ある日、家庭教育における親のかかわり方がテーマとなった時、「これは氷見市内の子供を持つ親すべてに聞かせるべき内容だ」と直感した。どうやって市民に知らせるかということを考える前に、とにかく矢も盾もたまらずソニーのカセットレコーダーとマイクを購入していた。

先生が来られる前に、カセットレコーダーを懐に忍ばせ、マイクコードを背広の袖口まで伸ばして、毎日会話を録音した。少し後ろめたく感じたが、世のため人のためと自分に言い聞かせた。3ヶ月間で録音テープは18本30時間を超えた。毎日、朝が待ち遠しかった。私にとって、まさしく至福のひとときであった。

1992年12月から始まった通勤塾は、翌年3月末で先生が退職され、私ひとりの電車通勤となって終了した。… 心の中にポッカリ穴が空いた。

その穴を埋めるように、私は録音テープをノートに書きなぐった。先生との会話をもう一度聞き返せることがうれしくてたまらなかった。来る日も来る日も、通勤電車の中で“テープ起こし”を行った。ちっとも苦ではなかったし、通勤客の視線などまったく気にはならなかった。気がつくと私の手元に分厚いノート2冊が残った。先生との思い出がたっぷり詰まっていた。

 手書きノートをワープロへ入力する作業は、毎晩自宅で行った。当時はパソコンではなく、ワードプロセッサーという大掛かりな文字変換機を使っていた。デスクトップ型で5インチディスクを使用していたが、途中で新型のラップトップ型に買い換えた。フォーマットは3.5インチフロッピーディスクに変わった。こうやって『金原語録』は半年あまりかけて“カタチ”になった。

 さて、これをどうやって氷見市民に知らせるか。

氷見ハンドボールクラブの仲間と話し合った結果、2年後に氷見市で開催されるインターハイの広報を兼ねて、機関紙を作ることにした。配布方法について検討する中で、行政と市民を結ぶため自治振興委員制度という制度があることを突き止めた。自治振興委員は毎月、各町内の代表者を通じて個人宅へ氷見市の広報誌を配布していた。私たちは広報誌といっしょに、氷見市内中心部3,000世帯へ機関紙を配布していただくことを計画した。氷見ハンドボールクラブの仲間が、一人当たり4~5人の自治振興委員に頭を下げ、各町内代表者への配布をお願いして回った。みんなハンドボールをもっと市民に知ってもらいたいという思いで必死だった。

「ハンドボールフリーク」と題されたこの機関紙には、氷見市の小・中学校、高校におけるハンドボール競技の戦績と解説、選手・監督の紹介、今後の試合日程に加え、「先生!」と題して『金原語録』をシリーズで載せた。

配布するようになって、すぐに市内各地から反響が現れた。「おもしろい」と評判になったのだ。特に現役教師からの反応が大きかった。「バインダーに綴じて、毎月楽しみにしている」と喜ばれた。

「ハンドボールフリーク」の発刊は2年間続けた後、資金難のため氷見市ハンドボール協会の機関紙「魚とハンドボールの街氷見」に姿を変えた。現在も不定期発行で継続しているが、「先生!」はすでに終了している。

あれから20年近く経過した今、「いつか金原先生の言葉を後世に伝えたい」と、ずっと心にひっかかっていた思いが、昨年の東日本大震災をきっかけに、一挙に私の頭を支配するようになった。

「いつ亡くなるかもわからないこの命、先生のことばを形にするのは今しかない」強迫観念に似た思いが私を突き動かした。

当初、私と先生の会話をそのまま記載する予定だったが、先生の教え子たちへ取材するうちに先生の教えと彼らの実体験を交えた方が、よりわかりやすく伝えられると感じられるようになった。実際にブログをつくってその一部を載せてみたところ、各界から幅広い支持を得ることができた。

120名の教え子に手紙を送り、合えない人には電話で聞き取りをし、約1年をかけててでき上がったのが本書である。

 家庭や教育の現場において悩みを抱えている人はたくさんおられると思うが、本書には問題解決のエッセンスがたっぷり詰まっている。折に触れて熟読玩味いただければ、おのずと解決方法が浮かび上がってくるだろう。

 本書が悩める人々のこころのオアシスになることを心から祈念する次第である。


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無料講演映像の応募方法は、①氏名、 ②メールアドレス、 ③本に書いてあるISBN以下の13ケタの数字を<takaramono.present@outlook.jp>までメールしてください。ダウンロードサイトをご連絡します。(申し訳ありませんが、インターネット環境が無い場合は、お申し込みいただけません)

【著者プロフィール】

指崎泰利(さっさき やすとし)

富山県氷見市出身、慶應義塾大学卒。

 両親が自営業のため幼少時は親戚に預けられ、自然の中で自由奔放に育つ。


 中学の時に受けた性的虐待による汚れ感や疎外感から、美や真実、人とのつながり等
の追求に高い価値を置くようになる。

 ハンドボールを大学から始め、卒業後は銀行員の傍ら恩師とともに「ハンドボールの聖地氷見」の実現に奔走する。

 勤務の都合で一時ハンドボール界から身を引くが、その時偶然知り合ったピアノ調律師の人脈からクラシック音楽界とつながる。行動力を買われて著名演奏家の後援会事務局を任され、
5年間で43回のコンサートを開催するに至る。

 本職である銀行員の他、著作、コンサート企画、カウンセリングなど幅広い分野で活躍する。

  フェイスブック
http://www.facebook.com/sassaki.yasutoshi




各界から賛辞の声が多数寄せられております


<日本ハンドボール協会専務理事 川上憲太さま>

この著書から何を学ぶかは、読者1人1人の姿勢にあると思います。

「選手の長所を褒めて、もっともっとやる気を育てなければならない」。

「褒める、叱る匠(たくみ)でなければならない」。

「若者を大事に!!」(指導者へ)

「1人1人がハンドボールへの夢を持っていなければ困る」。

「生きているボールを渡したらミスは無くなるはずだ」。

「視野の広さを持て!!基本は大事だ!!」(選手へ)

「ますますメジャースポーツになってきている。これをどこのチームがとらえていくのか」。

「大きな体にテクニックを身に付け、足腰が強くなければ世界と戦うことはできない」。

「大会の中味を充実させて勝負にこだわり、真剣勝負にしないと大会をやる意味がない」。

「必要な金以外はカットしろ」。

「今こそ出発点だ!!」(協会のガバナンスに対し)」

 H25年3月、地元氷見市で開催された春の全国中学生選手権大会の会場で、熱心に私におっしゃられた言葉です。

この著書は単なる履歴書、人物伝ではありません。ハンドボールを教える全ての人に対する「指導書」であり、「ハンドボール選手への心構え」であり、運営トップに対する「経営論」であると思います。

まさに現在のハンドボール界・スポーツ界における様々な課題への具体策をもった提言であり、厳しい励ましであります。そして今、社会に求められている「人間力とは」を教えてくれる著書だと思います。


<医師 70代 男性>

齢も80歳に近くなると、これまで何をして生きてきたかをいつも考えるようになる。

「たからものはグラウンドの中に」は金原至というたぐいまれなハンドボール指導者の実践と言葉を記している。

「人間の基礎を作る」にはじまる各文章は「すれすれの経験」、「がんばらないこと」などと分かりやすいタイトルが付けられ、一つの目標に向かって集団を作り、組織に仕上げ、成果を出し、多くの人々に感動をあたえる過程が具体的に記されており、この内容は主題のハンドボールにとどまらず、どのような人生の場でも応用できるであろう。

オーケストラの指揮者は自らは音を出さないが、各楽器の演奏者をまとめて音楽を作っていく。日本が誇る世界的な指揮者小沢征爾によると、演奏する音楽のディレクション(方向性)を明解に示すのが肝要だそうだ。この本は「人は何処へ向かっていくのか」を教えてくれる。読者の年齢を問わない。

<楽器店社長 60代 男性>

  面白く、おかしくしよう、人にバカうけしようと書かれている本ではない。

 別に宗教がかった本でもない。教育の押し売りでもない。彼が受け止めた真実と信念に基づいて書き上げた希少価値のある本で、読めば読むほど味の出る本だ。

  本には本だが、この本は人間としてのディクショナリーではないか。

  自分がどうして対処すればいいのか迷った時、壁に突き当たった時、この本の必要個所に目を通せば必ず新しいヒントが見つけられる、そういう本だと思う。

  筆者とは出会ってからまだ5~6年しか経っていないが、ずいぶん長く付き合っているように感じる。

  彼の魅力は銀行マンらしくないところにある。根本的な部分を見ていると、彼は感動するものに非常に興味を持ち、さらにそれらを自分のものにするまで徹底的にエネルギーを燃やし、行動を起こす。

  “感動”の字のとおり、本当にそのものズバリ、“感じて行動する”素晴らしい人物だ。

   いろいろな方に是非、この本の良さを広めていただければと思う。


<公務員 50代 女性>


「たからものはグラウンドの中に」なんて素敵なタイトルなんだろう。と思いながらも、なぜかすぐに、表紙を開くことができませんでした。たぶん、今まで、あまりスポーツに関心がなかったからかもしれません。

思い切って、1ページを開くと、あらあらなんと読みやすい、いつもニコニコしていらっしゃる先生の笑顔が脳裏を駆け巡り、先生の声が聞こえてきました。とても読みやすく、一気に読み終えている自分に驚きました。

「金原語録」は、スポーツを通して、精神を鍛えてこられた方たより、スポーツに関わってこなかった人たちに、是非、読んで
いただきたいと思います。

人生において、いくつかの壁にぶちあたったとき、また悩んだときに、必ずこの本は、あなたの進む方向を導いてくれることでしょう。 この本に出合えたことに、感謝します。

<公務員 40代 男性(ハンドボーラー)>

 平成4年から5年にかけての朝の氷見線。この本には、ここで交わされた金原先生とこの本の著者、指崎氏との会話が詰まっている。

 当時は私が就職して3年目の冬。時折、通勤に氷見線を利用することがあった。その氷見線のいつも決まったボックスシートに、このお二人が座っておられた様子が、今鮮明に思い出される。

 私が車内に乗り込むと、指崎氏は既に定位置を確保し、少し遅れて金原先生が対面の席に座られる。いつものように会話が始まる。私といえば、別のボックスシートに座ることもあったが、時には同じボックスに同席させていただき、お二人の会話を聞かせてもらった。その機会は数えるほどではあったが、金原先生のお話はハンドボールの指導論から教育論全般まで多岐にわたり、氷見駅から高岡駅までの30分間があっという間だった記憶が残っている。

 活字にまとめられたこの時の先生のお話を、20年以上経て改めて読んでみると、今の自分の年齢だからこそわかる、その奥に込められた先生の思いを感じることができる。

 「人づくり」は、あらゆる分野において、いつの時代も重要なテーマである。先生のお話には、限りなく答に近いヒントがふんだんに盛り込まれている気がしてならない。

<小学校教員 40代 男性>

氷見で生活してきた中で何回も先生のお名前や功績を耳にすることがあったのですが、とても距離の遠い方だと感じておりました。

 しかし、この本を通して先生の生い立ちから、お話された内容まで知ることができ、これまでよりも身近に感じることができました。そのおかげで、先生のお言葉について自分の経験と照らし合わせて考えることができました。

 教育現場で子どもたちと向き合う時に、心がけていたことを後押ししていただいたような気がしました。それだけでなく、「第三者の目で見る」ことで自分自身を振り返り成長のきっかけにする、「選手の心をえぐる」ように子どもの心をえぐる指導をするために何が必要かなど、たくさんの示唆を与えていただきました。

 第
5章「ハンドボール技術に関すること」においても、個性を見つけ、引き出す方法を教えていただきました。先生のお言葉を通して自分を見つめ直し、明日への活力を見出すことができる一冊です。

<中学校教員 40代 女性>

私自身、氷見に住んではいるものの、ハンドボールとは無関係な生活を送ってきた。今回、『たからものはグランドの中に』を読む機会を得、教員の大先輩でもある金原至氏の歩みを知ることになった。ハンドボールの指導に限らず、教育の場においても、指導の「タイミング」は重要である。啐啄の機を逃さずに指導することが常に求められている。

近年、自己肯定感の低い子どもが増えてきている。教師も親もしっかりと子どもに寄り添い、どんな小さなことでもうまくできた瞬間を捉え、その子に合ったほめ方でほめてあげることが大切である。子どもに限らず、人は他から認められると自分自身に自信をもつ。そして、ほめられたい、認められたいという思いが、さらに大きく成長を促すことになる。

教員として、子ども一人一人に愛情を注ぎ、それぞれのキラリと光るその瞬間を見逃さない目と心を持ち続けたいと改めて思った。

<スポーツショップ経営 30代 男性(ハンドボーラー)>

 先生とは、ほぼ毎日お会いしています。毎日変わらぬ顔を見て挨拶を交わし、今でも本書の節々の言葉を発せられます。まさに金原至という人物は、その道を歩んでこられたそのものです。私はそれを今でも対峙しお話や言葉で聞かせて頂いています。その顔はキラキラ輝き、グランドでの先生の姿に重ねています。

 私もここ氷見に生まれ、ご縁があって小学生のチームを率いて指導しています。一番感じるのは、時代は変わっても、教育つまり、選手と指導者の関わり方は不変だということです。今は、昔のように何も無い時代から、あらゆるものが溢れる時代になり、人の考え方も変わってきました。そんな時代だからこそ、指導者は人と人の間にある変わらないものを見極める必要があります。

この本は、金原先生がそこにある、わずかな瞬間にどう関わったかを、世代を超えて教えてくれているように感じます。今日も「よぉ~!」と片手を挙げて、お店に入ってこられました。
…では

<会社員 30代 男性(ハンドボーラー)>

私は、小学校高学年でハンドボールを始め、中学、高校、そして社会人となった今日にまでハンドボールに携わらせて頂き、「魚とハンドボールの街 氷見」で、ハンドボールの魅力に取りつかれた市民の一人だと思います。

 私は高校時代、至先生の息子である理博先生にご指導頂きました。時々、至先生が、練習に来られる事があり、来られる度にいろんなお話しをされました。正直、どんな事をお話しされていたか記憶になかったのですが、この本を読みながら「あっ、これ言うとった」、「これも聞いた事ある」というお話しがあり、スラスラとページをめくっていました。

サルやライオンのお話しをお聞きした事もありました。当時はお話し一つひとつにそれほどの理念や信念があったとは思ってもなく、全く言葉の真意に辿り着いていなかったと、今さらながら痛感している次第です。

 至先生をはじめとした先人の方々が築かれた「魚とハンドボールの街 氷見」で、世代を超えて大切な事を伝えていかなくてはならないと感じ、今後、私自身何が出来るかを自らの課題とし、生きていこうと思います。


<大学生 20代 女性(ハンドボーラー)>

この本で一番印象に残ったのは、「練習に本気で取り組む」ことです。私も大学でハンドボール部に所属していますが、私たちのチームは練習に取り組む姿勢・心構えが十分にできていません。

それは金原至先生の言葉の中にあるように、選手同士に対立が無く、お互いが競い合っていないからです。チーム内でもっと競い合い、コミュニケーションを増やし、チーム全体がレベルアップしなければならないと強く感じました。

また、練習中のミスに対しては表面上で注意するのではなく、本人が心から納得するように、徹底して勝負にこだわって声をかけてやらねばならず、コミュニケーションの質が問われているのだと感じました。

このように、普段の練習から小さなミスを意識することによって試合におけるミスを無くし、勝負を決する大事な場面でシュートを決め切れるように、そして接戦の試合を勝ち上がれるようになりたいと思います。

この本はハンドボール技術だけではなく、人としての在り方もわかりやすく示してくれます。この本で学んだことを社会生活の中でも活かせるように、人間性の成長を視野に置いて日々の練習に取り組みたいと思います。

各界から賛辞の声が多数寄せられております

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お近くの本屋には置いてないという場合もありますので、AMAZONでネット購入していただくのがてっとり早いでしょう。

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無料講演映像の応募方法は、①氏名、 ②メールアドレス、 ③本に書いてあるISBN以下の13ケタの数字を<takaramono.present@outlook.jp>までメールしてください。ダウンロードサイトをご連絡します。(申し訳ありませんが、インターネット環境が無い場合は、お申し込みいただけません)

この本は「ノンフィクション」であり、実際にあった出来事を基にしてつくりました!

人間教育の現場で頑張っておられるみなさまへ

学校教育の現場、職場教育の現場、家庭教育の現場、生身の人間を対象とした仕事は大きなやりがいもありますが、日々多くのストレスを生み出します。肉体的、精神的な疲労、社会から受ける目に見えないプレッシャーなど、人知れぬ苦労がおありのことと思います。




金原至先生の教えのポイント

 
   一生懸命取り組んで負の感情を克服する

   勝利は心をコントロールすることにある

   話は相手の脳にイメージさせる

   「ほめる」のはタイミングがすべて

⑤ 自主自立、自分らしく生きる(個性を生かす)

お知らせ!

新刊本の


この本には、20年の歳月をかけて築き上げた「真理」がたくさん詰まっています!

昨年末起きた、大阪桜宮高校バスケットボール部における体罰事件は、私たちに様々な問題を投げかけました。体罰反対派、擁護派、どちらにもそれなりに言い分がありました。

しかし、金原先生の“生徒は神様の授かりもの”という考え方からは、体罰という発想は出てきません。強いて〜させる(強制)という発想そのものが無いのです。

 私は20年前、片道1時間半の通勤電車の中で、金原先生と3ヶ月間語り合い、その教育理念に心酔しました。後ろめたく感じながらも会話を録音し(いわゆる盗聴ですね)、それをノートに書き起こしました。そして2年前の東日本大震災を機に、この宝物を世に出そう、先生の理念を社会に甦らそうと決心したのです。

この本の目的の一つは、体罰問題に取り組むための「ヒント」を示唆することでもあります!

 これからご紹介する本は、生徒指導の実際について具体的に書かれています。氷見市における教育現場で、ハンドボールの部活を通して実際に効果があった手法の伝授です
 ハンドボール関係以外の先生にも大いに参考になりますし、家庭や職場における人間教育にも十分応用が可能です。


「氷見市が生んだ偉大な教育者、金原至が25年の歳月をかけて会得した、“生徒指導の要”とは…」


「部員1人のどん底状態から国体3連覇へ登りつめた原動力とは…」


 授業中に隣としゃべってばかりいて先生の話を聞こうとしない生徒や、堂々と早弁してしている生徒、こんな生徒にどう対処すればいいのか? 生徒たちに尊敬される先生になるためにはどう行動すればいいのか?
 この本はこういった疑問に対して“体験談”という形でヒントを与えてくれます。

 そして、対象を「生徒」から「部下」や「子供」に置き換えるだけで、充分に通用する内容となっています。

金原 至先生77才のころ
(北日本新聞提供)