トップ戻る王城四守護|守護神四天王|京都七福神北東の鬼門城南宮大将軍八神社天界・天部


四天王は須弥山を守る帝釈天(天帝)に仕え
須弥山の四方を守る守護神とされ八部衆を従えたと言われている。


(多聞天)
西
(広目天)
須弥山
(帝釈天)

(持国天)

(増長天)

洛北 多聞天 財宝授与 鞍馬寺
東山 持国天 国家安泰、家内安全 ・・・
洛南 増長天 商売繁盛 ・・・
洛西 広目天 無病息災 ・・・

通常四天王は四天で祀られるが、
多聞天だけは単独で祀られる時は毘沙門天の名前で祀られています。
他の三天は単独で祀られることは無いと言うことです。

北の方角ではありませんが、京都の東、滋賀県境の山科に毘沙門天を祀っている
毘沙門堂
があります。


帝釈天のいる須弥山について
東京には柴又帝釈天があり柴又が須弥山になるんですが
京都の何処が帝釈天の守る須弥山になるのだろうか??

京都在住のろんろさん調査よろしくお願い致します。
と〜
お願いしたところ
京都在住のろんろさんから帝釈天について第一報がきました。

私はまず、帝釈天の勉強から入ります。
古代インドでは軍神、(五穀)豊穣神として他の神々を圧倒していたが
ヒンズー教の3神に地位を譲り人間に近い存在になった。

ここからが面白いですね。
女癖が悪く、呪いで、全身に千の女陰が出来た。
ある意味、親しみを持たれるのが分かります。

それから修行して、女陰を千の目に変えた。
だから仏教における
四天王を使い人間の善行、悪行に目を光らす役目を仰うせつかった。

「須弥山」の上には上が
須弥山、空居天、色界、無色界、天界
100億個分の須弥山の1000倍の大きさの蓮華台に大日如来が居られる。

人知を超えた壮大な世界を聞かされると、私の好きな「一枚起請文」の如く、
「ただ、一向に念仏すべし」十念となります。

真言宗の中で
東寺の講堂は五仏を中心に東に帝釈天、四隅に四天王と配置されています。
そこに帝釈天が居られたら、そこには須弥山がある、と思えばそこに存在する。

京都では帝釈天の須弥山は単独の存在ではなく、
東寺の中にも、人間の目には見えなくても存在すると思うべきなのでしょうか
例えば、東寺にお参りする人間が薬師如来でなく、帝釈天を念じて手を合わしたら、
その人の心には須弥山が存在し帝釈天に念じる事が出来るのではないかと思います。

と〜
京都在住のろんろさんから説明文を送って頂きました。
どうも有難う御座います。
m(_ _)m

更新2002/5/14日
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