「御霊祭2」

京都では遷都1200年記念イベントが多数あり、その一つに「京都まつり」が
あり今でも続いています。
日本全国の祭りを京都に集め披露する目的でした。
第3回は四条通りの祇園で、博多の山車が駈けました。

第一回の「京都まつり」は「ねぶた祭り」「日本一の大太鼓」「三社祭り」などなど
多数の全国の祭りが集まり、御池通りで披露されました。

この時、京都の御輿代表として、今回の下御霊神社の「小山郷」が参加しました(私も)。
この時東京三社の方と色々、お話しましたが担ぐシステムが違うので、比較は出来ませんが
全国的には京都の祭りは、上品に、優雅にと思われますが、御輿は違います。

神さんを乗せているので、乗り物酔いさせては悪いので、無茶苦茶揺らしませんが、
怒声の飛び交う中で、「かん」がよく鳴るように、出来るだけ少人数で、担ぎます。




京都の「御輿」に関しては一般のおっとりした「京都の御祭り」と違う世界です。
重い御輿をわざとテンポを少し遅らす御輿もあれば、日本一テンポが速く
賑やかな御輿があり、はっきり言って、跳ねの1〜3枚目は30秒持ちません。
御輿を支える「胴」の担当はもっときついです。

これが「京都だ」って感じですね。




岸和田のだんじりには
祭りの際、仕事を休む理由に、親が死んだと毎年言う人もいる様に
本当に祭り好きな人に支えられています。

今回御霊祭の御輿の休憩所は2年に1度の「護王神社」でした。
今度写真と説明を送ります。


最後の一枚は心霊写真ではなく、私のタバコです。(笑)

下御霊神社
中京区寺町丸太町下ル

上御霊神社建立より80年ほどのちに、疫病が流行り、その際、御所にて御霊を
まとめて御祀りする為に作られたらしいです。

共に天皇ゆかりの日本最古の「御霊祭」として、毎年5月18日に
「還幸祭」が行われます。

と〜
京都在住のろんろさんから説明文と写真を送って頂きました。
どうも有難う御座います。
m(_ _)m

更新2002/5/20日
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