喜多家(十村役筆頭)跡
石川県(加賀・能登)十村役代官所トップ

築館 1718年(享保2年)
築館者 喜多氏
場所 羽咋郡押水町北川尻ラー4
TEL 0767-28-2546
休館日 なし
入場料 700円
交通 JR七尾線免田駅より徒歩15分

塀垣 表門 総門(表)

総門(表) 総門(裏) 母屋(工事中)

蔵(資料館) 蔵(資料館) 蔵(資料館)

十村役とは加賀藩の末端機構で、十の村を単位に地方の豪農(庄屋)に代官所としての役を与えたもので、喜多家は十村役の筆頭になり、200ヶ村以上治めた。喜多家は源氏の新田義貞の末裔になる。
喜多家は加賀・能登の中間に位置し、歴代加賀藩主の休憩場として使用したので、平地だが土地を低く堀って屋敷を建て山林で隠していた。

喜多家の総門は富樫氏(高尾城)の野々市にあった居館(富樫館)の表門を移築したものです。
2300石余りを有した旧家で家屋は十村役代官所屋敷の特徴をよく残し、重要文化財に指定されている。
重要文化財(総門・母屋・倉・道具・敷地など)
2004年8月27日(金曜日)
喜多家の一万三千坪を囲む長い塀垣はまるでお城のような感じです。母屋は工事中で完成は来年の3月頃だと言う事でした。喜多家表門前に専用駐車場があり、観光バスも駐車出来る。
■十村役
藩政時代における郡の行政は金沢算用所内に、郡奉行所及改作奉行所があってこれを掌り、10村を合わせて十村組とし組に十村役1人を村に肝煎役山廻り役等の村役人が配され、当時の住民はその封建的藩政下に農奴的生活を強いられていた。

押水町文化財に関する問合せ
〒929-1392
押水町字小川ハ250番地
押水町役場企画財政課
TEL(0767)28-5508
FAX(0767)28-2090

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