田鶴浜館跡
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築城 天正年間(1573〜1592)末
築城者 長連龍
場所 七尾市田鶴浜
交通

田鶴浜館は父の長氏連龍(21代・穴水城)の隠居所として築城する。連頼(22代)は穴水城を放棄して田鶴浜館を居城にして金沢城三の丸に屋敷を構える。

長氏は居城を熊木城七尾市中島町)→穴水城(鳳珠郡穴水町)→福水城(羽咋市福水町)→田鶴浜館に移す。
浦野騒動とは長連龍の領地になる鹿島半郡(鳥屋町・鹿島町・鹿西町)は織田信長から直接に与えられた領地で、加賀藩の中では、独立国のような存在になっていたが、連頼(長家22代当主)の時代に検地が行われ、長氏の家臣は在地家臣団と金沢に住む家臣団の2派に分裂したお家騒動(浦野騒動)のため、鹿島半郡は加賀藩直轄になる。

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