「今宮祭1」
今宮神社の今宮祭は5月5日〜5月15日の間の日曜日にあり
こちらは、疫病を鎮める御霊会とは別で、家内安全、商売繁盛等を祈願します。
俗に言う、神さんの地元「お旅」です。お旅所(オタビショ)は北大路の大宮にあります
ここで珍しいのは、西陣に「五番町」という旧遊郭地区があり
本来は北野天満宮の範囲なのに、今宮が間を飛ばして出向きます。
この辺にも、商売繁盛、病気平癒の現われと思います。
5月5日の神幸祭(お旅の始まり)と5月12日の還幸祭の間の、今宮神社の「お旅所」
(北大路大宮下ル)での様子。
今年は5月12日(日)に還行祭(お旅所から地元回りをして今宮神社に帰る)がありました。
「先御輿」と同様、菊のご紋と今宮神社の紋が細工されています。
台棒に手をおく方が、気を利かして除けましたが、無理に再度手を掛けるように頼みました。
神輿の拝殿下ろし。
この後、台棒を付け台車に乗せて、行列します。
神輿の屋根に登り、鳳凰の飾りを付けるのはどこも神職の仕事です。
「花車」と言って、「八乙女行列」の後を行列します。
台棒の前後にある「かん」漢字は辞書で、ワープロにはありませんでした。
金の輪と言う意味です。
「中御輿」の写真です。御輿は三基巡行します。
「先御輿」「中御輿」「大宮御輿」と神社は呼んでいますが、写真の中に「あぐい若中」「鷹」と言う
言葉が台棒や提灯に印されています。これは「郷」と同じだと私は解釈しています。
今宮祭2はここ