三日目 |
さあ〜10時に旅館をチエックアウトして、今日が最後の嵯峨野の少し奥にのんびり散策に行きます。 |
●大覚寺 大覚寺はこの前行ってきたので、今回はパスしてまず清涼寺から散策と言うことで。 嵐電嵐山駅から約15分北に歩くと、清涼寺があります。 バス停大覚寺からそのまま西に進むと、嵯峨野めぐりの案内板があるので清涼寺への道を確かめるといいでしょう。 ●清涼寺 千本通りの釈迦堂に対してこちらは嵯峨釈迦堂と呼ばれ、清涼寺にはどっしり構えた仁王門や本堂や国宝の本尊の釈迦如来像があります。
地元では嵯峨釈迦堂と呼び親しまれ本尊釈迦如来像をはじめ阿弥陀三尊坐像、十六羅漢図、釈迦如来内封寵品などの国宝や重要文化財などの寺宝が有り、境内には嵯峨天皇宝塔豊臣秀頼の首塚などもある。 清涼寺の境内にある湯豆腐処・竹仙と言う店湯豆腐料理の店としての人気があり、嵯峨の森嘉の豆腐をカツオベースのダシで食べるのが、精進料理と違うところだそうです。(このあいだからお昼は豆腐料理ばかりなので、竹仙はパスしました・・・すみません。 清涼寺の仁王門を出て右に、突き当りを右に曲がって北に行くと嵯峨野めぐりのメインストリートに合流する。 「さがの人形の家」「裸の大将記念館」を過ぎ、左右に土産物と茶屋が並ぶ緩やかな坂道を登って行くと化野念仏寺が見えてくる。
●化野念仏寺 化野(あだしの)念仏寺は、8月23〜24日の地蔵盆の時行われる千灯供養で有名な寺です。
参道を上ると樹木に覆われていて、念仏寺が見えて来ます。 境内を通り抜け、竹林の小径を上ると墓や、水子地蔵尊があり、元々ここは、鳥辺野、蓮台野と共に無常の葬を行う野辺の地です。 風葬の地であったところに弘法大師が創建したと言う、 境内に広がる西院の河原には約8,000体の石仏は、この地から掘り起こされた無縁仏で、大覚寺の近くまであったそうです。 これらの無縁仏(写真左上)の霊に千灯供養と呼ばれるローソクをともす行事は、荘厳で、こんどはローソクの灯りを見に千灯供養の夕方に来たいと思います。(毎回行こう行こうと思いながらの千灯供養はまだみていません) 化野念仏寺を出て来た道を戻りメインストリートは左にカーブする場所が見える。この坂道の一番奥が祇王寺になります。 ●祇王寺 小倉山麓、竹と楓に囲まれ苔の緑にひっそりと佇む草庵が祇王寺(写真中下)です。
小さな庵内には、大日如来を中心に祇王・白拍子仏御前・祇王の母と妹の4人の女性と平清盛の木像が祀られており、いずれも鎌倉時代の作で、庵の前の苔むす庭は、晩秋の頃になると一面の散り紅葉に赤く染まります。 祇王が仏御前が現れたため平清盛の寵愛を失い、尼となって住んだといわれる寺で明治になって再建され、 紅葉の時期は美しい。 控の間は丸い窓に斜めに竹格子の吉野窓の障子には、秋の紅葉に影が虹の色になり虹の窓とも呼ばれていて、ここ祇王寺は嵯峨の散策コースから少し奥の方にあるので、一度は訪れて下さい。 もう帰らないと〜帰りの高速が込み合う時間なので、散策はここまでということで!! |