阿尾城跡
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築城 永禄年間(1558〜1570)
築城者 菊地氏
場所 氷見市阿尾
交通 JR氷見線氷見駅下車バス「阿尾」下車徒歩5分

阿尾城跡案内板 城跡入り口(白峰社) 城跡から富山湾が一望できる

阿尾一帯を治めた豪族(在地領主・地頭職)菊地氏は室町後期に居城として築城する。阿尾城は海に面し断崖地に築城した海上の城として知られている。
越中北の重要な要で、上杉謙信(春日山城)に属し、能登守護職の吉見氏(能登部城)・畠山氏(七尾城))と攻防を繰り返していたが、後に佐々成政(富山城)や前田利家(金沢城)に属す。

菊地武勝は一万石の大名になるが出家し、菊地安信(菊地武勝嫡男)は加賀藩の家臣となり、
元和元年(1615)一藩一城の前の慶長初め(1597頃)に廃城になる。
2002年8月25日(日曜日)に訪れる。
国道160号の阿尾城の看板を右折して少し歩くと駐車場やトイレがあり、城跡には見晴らし台があり、富山湾が一望できます。トイレは綺麗で、城跡内は掃除が行き届いていて、お薦めの城跡です(^^)
人気コミック『花の慶次』主人公の前田慶次郎は義叔父の前田利家に、阿尾城城代に任命され、天正十二年(1584年)に末森の合戦(末森城))に参戦し、その翌年(1585年)神保氏張(守山城主)との阿尾合戦に勝利している。
前田慶次郎は、前田安勝(前田利家の兄で七尾城代)の娘と結婚している。

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