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対島・壱岐 |
■主島は対馬島で、このほか属島として5つの有人島(海栗島、泊島、赤島、沖ノ島、島山島)と102の無人島がある。この対馬島と属島をまとめて一般的な表現として「対馬」と呼ぶ。 ■地理的に朝鮮半島に近いため、日本列島の文物が往来し、日本にとっては大陸との文化的・経済的交流の窓口の役割を果たしてきた。 ■現在は大韓民国(韓国)からの観光客が増加しており、日本の海釣りの名所として知られ、島内の至る所にハングルが併記された標識や案内を見ることができる。 ■対馬全島の人口は、1960年の6万9556人をピークとして減少し、1980年には5万810人、2016年には3万1963人まで減少した。 ■世帯数は1万5166世帯で、1980年からあまり減少していない。島に若者が働ける仕事先が少なく核家族化と高齢化が進んでいる。 ■行政は長崎県に属しているが、人びとの日常生活の上では対島空港、航空機やフェリーの直行便数が多い福岡県との結びつきが深い。 |
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■対馬は江戸時代を通じて宗氏が対馬府中藩(通称対馬藩)の藩主を務め、城下町は対馬府中(厳原)に整備され、代々徳川氏に臣属し、朝鮮王朝に対する外交の窓口及び実務を担うこととなる。 ■陸上自衛隊対馬駐屯地(350名)が所在する対馬市は、九州本土から132Km、韓国まで49.5Kmの位置にある国境の島です。 ■明治5年対馬藩の桟原城跡に駐屯したことに始まり、国土防衛の最前線として、現在も重要な役割を担っている。 ■韓国の時代ドラマでは対馬を倭国(わこく)・倭寇(わこう)と呼び、敵国としてドラマ放映している。 ■倭国(わこく)とは、当時中国の南東にあった武装勢力で、日本との関連性は無い。 |
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■壱岐島は玄界灘に位置する壱岐島の周囲には、23の属島(有人島4・無人島19)が存在し、まとめて壱岐諸島と呼ぶ。ただし俗に、この属島をも含めて壱岐島と呼び、壱岐島を「壱岐本島」と区別して呼ぶ場合もある。 ■官公庁の定義で「壱岐島」と呼ぶ場合、周囲の属島は含めない。現在は壱岐市の1市体制で、人口約2万5,000人。長崎県は島内に壱岐振興局を置いている。 ■漁業が盛んであるが、島内全域が壱岐対馬国定公園に指定されており、観光業も見られる。島内には壱岐空港と複数の旅客船ターミナルがあり、九州などから航空機や旅客船が運行されている。 |
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